高齢化社会の到来によって、高齢化とともに社会保障費の増大が懸念されています。
医療費の上昇は、高齢化だけではなく、医療技術の高度化も要因のひとつ。
「厚生労働省は7日、2013年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)が、前年度比8493億円増(2.2%増)の40兆610億円になったと発表した。7年連続で過去最高を更新し、40兆円に達したのは統計を取り始めた1954年度以来初めて。」
「国民1人当たりでは7200円増(2.3%増)の31万4700円。65歳未満は17万7700円、65歳以上は約4倍の72万4500円で、高齢者ほど医療費がかかる実態が浮き彫りになった。」(産経ニュース 2015.10.7)
こうした背景から、国も健康づくりのインセンティブ対策の検討をはじめています。
そこで一般質問の2項目は、芽室町が取り組んでいる「健康ポイント制度」について質問を組み立てました。
-------------------------------------------------------------------------------------------
【タイトル】健康ポイント制度の対象活動を拡大せよ
健康づくりへの積極的な参加を誘導するしくみとして、平成26年度から健康ポイント制度を実施している。健康ポイント制度とは、35歳以上の町民を対象に4つの目標を設定し、これらの取り組みを達成した町民に商品券1000円を贈与する事業である。
平成26年度は、53名が目標を達成し商品券を受け取っているが、そのうち2/3が60歳以上で、男性よりも女性の参加が多かった。
4つの目標のうちひとつ(健康目標3)は、総合体育館の教室や講座、町主催の健康に関する講座や町の施設において集団での運動が対象となっている。
「芽室町総合計画後期計画」【改定版】では「だれもが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり」を基本目標とし、健康寿命の延伸、生活習慣病予防など町民全体の健康づくりを支援する取り組みを推進している。健康ポイント制度は、「後期計画」【改訂版】に新たに追加された事業であり、「生涯を通じた健康づくり」の導入となる事業である。そこで次の3点について町の見解を伺う。
1) 健康目標3は、集団での運動がポイント付与の条件である。健康づくりの
取り組みは他にもあるが、運動に限定しているのはなぜか。
2)健康づくりに関心のない方への対策をどう考えていくのか。
3)こころの健康づくりや食育講座もポイント対象とし、より多くの町民が参
加しやすいしくみにしてはいかがか。
医療費の上昇は、高齢化だけではなく、医療技術の高度化も要因のひとつ。
「厚生労働省は7日、2013年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)が、前年度比8493億円増(2.2%増)の40兆610億円になったと発表した。7年連続で過去最高を更新し、40兆円に達したのは統計を取り始めた1954年度以来初めて。」
「国民1人当たりでは7200円増(2.3%増)の31万4700円。65歳未満は17万7700円、65歳以上は約4倍の72万4500円で、高齢者ほど医療費がかかる実態が浮き彫りになった。」(産経ニュース 2015.10.7)
こうした背景から、国も健康づくりのインセンティブ対策の検討をはじめています。
そこで一般質問の2項目は、芽室町が取り組んでいる「健康ポイント制度」について質問を組み立てました。
-------------------------------------------------------------------------------------------
【タイトル】健康ポイント制度の対象活動を拡大せよ
健康づくりへの積極的な参加を誘導するしくみとして、平成26年度から健康ポイント制度を実施している。健康ポイント制度とは、35歳以上の町民を対象に4つの目標を設定し、これらの取り組みを達成した町民に商品券1000円を贈与する事業である。
平成26年度は、53名が目標を達成し商品券を受け取っているが、そのうち2/3が60歳以上で、男性よりも女性の参加が多かった。
4つの目標のうちひとつ(健康目標3)は、総合体育館の教室や講座、町主催の健康に関する講座や町の施設において集団での運動が対象となっている。
「芽室町総合計画後期計画」【改定版】では「だれもが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり」を基本目標とし、健康寿命の延伸、生活習慣病予防など町民全体の健康づくりを支援する取り組みを推進している。健康ポイント制度は、「後期計画」【改訂版】に新たに追加された事業であり、「生涯を通じた健康づくり」の導入となる事業である。そこで次の3点について町の見解を伺う。
1) 健康目標3は、集団での運動がポイント付与の条件である。健康づくりの
取り組みは他にもあるが、運動に限定しているのはなぜか。
2)健康づくりに関心のない方への対策をどう考えていくのか。
3)こころの健康づくりや食育講座もポイント対象とし、より多くの町民が参
加しやすいしくみにしてはいかがか。