芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

北海道大学公共政策大学院のフィールドワーク

2021年07月20日 | 議会/委員会
芽室町議会は北海道大学公共政策大学院と包括連携協定を結んでいます。



今年度は、芽室町議会の検討課題のひとつである、住民からみえる「議会活動の評価」がテーマ。

先日は、このテーマに関心をもってくれた学生の皆さんから議会運営委員会のメンバーがインタビューを受けました。
ほんとうは芽室町にきて、本会議や委員会を傍聴し、直接議員のインタビューをしたかったようですが、コロナ禍では無理なので、オンラインで。

5月にオンラインによる学生さんとの顔合わせがあったので、今回が2回め。
前回よりもお互いに緊張が和らいだかも。
芽室町議会は議会運営委員会のメンバーがインタビューに参加しました。

事前に出された質問項目は、議会と議員個人へのもの。
学生の皆さんが真剣に考えてくれた質問だということが伝わってくる質問でした。
解答を考えることで、わたし自身のこれまでの活動や議会としての活動を振り返る機会ともなりました。感謝です。


「重点的に情報を伝え、参加を促したい町民層がありますか」という質問にわたしは「若い人たち」と答えました。

NHK放送文化研究所が2018年6月に実施した調査によれば、
「自分が知りたいことだけで十分、という若年層で多い意識は、世の中の動きを伝える客観的な情報に広く接触する機会が失われている。」とのこと。



「自分の好きなものに対する情報や他人の意見は好意的なものだけ知りたい」(「選択的接触」派)は16~19歳で 6割、男女20・30代で40%を超える。



芽室町には自治基本条例があり、住民自治のまちづくりを目指しています。
「自分の好きなもの、知りたいことだけ」というバブルの中にいては住民自治はどうなる?‥‥

そんな危機感もあり、若い人たちに発信したいと考え、わたしはYou Tubeを始めました‥というような話をしました。


You Tubeをなぜはじめたのか、ちゃんと書いていませんでしたが、
若い人たちに芽室町のことをどうしたら伝わるのだろうかと考えての手法でした。


後日、学生からお礼と今後のフィールドワークの予定についてメールがきましたが、
どのような研究成果になるのか、今からとても楽しみです。

どうぞよろしくお願いします。