ヒメハブ(Trimeresurus okinavensis) Dwarf lancehead snake
霧雨の夜。
夕暮れ時から数時間だけ仮眠をとろうと思って寝たら、うっかり深夜まで寝過ごしてしまった私は、慌てて外にとび出した。
気温がそこそこあり、地表が湿った絶好の活動条件なら、ヒメハブの姿を見るのはそう難しくない。
アマミタカチホを見た時もそうだったけれど、鬱蒼と木々の茂る林道をひたすら歩いても成果が無い時は、逆に適度に開けた斜面沿いの道を攻めた方が良い結果になることが多いように思う。
撮影する中で、私がヘタッピなのが原因の大部分を占めるのだけれども、それでも少しも気に入った表現が出来ないとやはり外部ストロボを持たなければならないと強く感じた。
ハナサキガエル(Rana narina) Okinawa tip-nosed frog
種にもよるけれど、例えばハナサキガエルに関しては、このぐらい“反った姿勢”がありのままの姿。
少しでも警戒しようものなら前脚の張りを緩めて防御姿勢をとろうとするし、少しでもライトを当てようものなら瞳孔が小さくなる。
【Okinawa Is.(沖縄本島) Japan/12th April, 2012】