間違い探しのように目を凝(こ)らして、しっかりとテレビ画面を見つめると、登場人物のしぐさや表情等々、背後の壁の柄(がら)や置物などまでよく見えます。
先日、気づいたのは、新聞記者などに囲(かこ)まれて発言する安倍首相と吉村大阪府知事のマスクを外す時のマスクの取り扱い方の違いです。
安倍首相はマスクの表面に触れながら二つ折りにしてポケットに入れていました。
吉村大阪府知事は両手でゴム紐(ひも)だけを持って両耳から外していました。
その後、マスクのゴム紐を持った手を右の方に伸ばしました。画面からはみ出る形になったので、外したマスクがどのようにされたのかはわかりませんでしたが。
どうこう言うのではありませんが、手の洗い方やマスクの取り扱い方がメディアで繰り返し放映されてきている中でのこと、発言内容は当然のこととして、一挙手一投足も画面を通して注視されていることも忘れないでほしいものです。
今も思い出しています。以前、木村拓哉さんがドラマの中で、墓前で線香の火を息を吹きかけて消していたのを見て、好きな俳優さんだけに “何やっているんだ!!” と思ったことがありました。
誰でも時には “範” とされることを肝(きも)に銘(めい)じておきたいものです。
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