木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

左談次師匠を悼む

2018-05-11 00:18:40 | 俳句
左談次師匠を悼んで
 花筏三途の川へ間に合ひし

添削
 花筏三途の川をおほひしか
 
落語のファンになって日が浅いので、立川左談次師匠の落語を聞く機会も少なかった。
体調を壊されてからの「がん病棟」は、軽い口調で笑った。
特に、立川左談次落語生活50周年特別興行に、行けたのがよかった。
しゃべっちゃいけないのに、最後には声が出てしまっていた。高座が好きだったんだね。

5/10 立川談春独演会

2018-05-10 23:48:15 | 2018日記
三日間同一演目での中日です。浅草公会堂は三階までお客で一杯です。
一 立川談春「牡丹灯籠 お札はがし」談春師匠の牡丹灯籠を連日通して聴きたいです。通しチケットなんぞ発売された日にゃ、入手できないだろうが、聴きたい。
仲入
一 立川談春「らくだ」屑屋の変身の場面が丁寧に描かれ、身を乗り出してしまう。面白いのだ。笑わせようなんてちっとも考えない話しっぷりだが、おかしみがこみ上げる。
終演後の充実感・満足度は落語好きにはたまらないね。印西市文化ホールでの談春独演会が楽しみだ。

5/9 四人廻しの会

2018-05-10 00:07:06 | 2018日記
第41回四人廻しの会をはじめて行った。出演者の顔ぶれにしては、狭い会場である。
一 開口一番 前座 橘家かな文「一つ目上がり」達者なしゃべりで楽しめました。
一 桃月庵白酒「うなぎ屋」マクラで終わるのかと心配になったほど。全身から醸し出す雰囲気は柔らかく、客を逃さないしゃべりです。
一 三遊亭萬窓「藪入り」
仲入
一 入船亭扇好「四人癖」
一 柳家三三「三枚起請」
ネタ出しの会だった。
マクラで客席の話があったが、私は時たまマナーの悪い客にイラッとすることがある。今夜はいなくてよかった。
飴の包みの音、バッグに付いた鈴の音、携帯のマナーモードの音、本人は気にしている風にはないから、またやるね、

5/7 日本演芸若手研精会第443回

2018-05-07 23:18:12 | 2018日記
日本橋社会教育会館ホールで、満員です。
一 開口一番 前座 春風亭きいち「のめる」二つ目と遜色ない出来です。
一 桂宮治「たらちね」体調不良らしい。
一 柳家小もん「かぼちゃや」小多け改めて小もんとなる。
一 春風亭昇々「ちりとてちん」随所にくすぐりが入れてある。独特の仕草を見ていて、ふと枝雀師匠を思い出した。
仲入
一 古今亭志ん吉「親子酒」
一 春風亭正太郎「品川心中」
落語協会・落語芸術協会の二派の二つ目による落語会です。
ただ、二つ目ばかり聴くと、ちょっと疲れた。