花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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多良岳 谷を遡上

2019-08-18 | 藪漕ぎ クライミング

暑さが幾分緩んだ日曜日、多良岳に登ってきました

藪漕ぎにて渓谷を遡上し、コルを目指すルート

 

以前、興味深い植物も見られたルートですが、最近はさっぱりです

ナツエビネでも見つかるといいなぁ~ などと思いながら登りました

 

最初は結構な水量が流れています

 

かなり標高を稼いで、コルが近づいてくると、水がなくなる

小さな枯沢状態となったところは、まるで登山道のような感じで歩きやすい

 

枯沢は次第に植物に覆われ、やがて消えていく

 

ルート上には、クサアジサイやヤマアジサイ、キバナアキギリ、ヤマジオウ、ジンジソウ等、お馴染みの植物が大量に自生している

 

もうすぐコルだ

 

コルに到達、これから山頂へ

 

岩が多く、歩きにくい道を登り山頂へ到着

 

登山道をのんびり歩いて金泉寺へ

 

金泉寺のツチアケビは見当たらない

あんなに沢山あったツチアケビが消えてしまうなんて(~_~;)

ちょっと上に小さな株があった

 

金泉寺から多良岳を目指す

 

役の行者

 

いつもの石段を登る

 

展望の悪い権現峰は素通りし、展望の良い岩場へ

通過した権現峰方面の展望

 

五家原岳方面

 

経ヶ岳、タワラギ山方面

 

雲海から頭を出す雲仙

幻想的な風景でした

 

座禅岩にも立ち寄る

 

早朝から登山を開始したので、11時前に到着してしまった

ちょっと早いランチをいただき、植物を観察しながら下山しました

 

本日観察した植物です

ベニシュスランは花付きが悪く、開花は1株だけでした

 

クサアジサイは沢山見られた

 

ツクシコウモリソウはまだまだ蕾だらけ

 

ヤマホトトギスはいたるところで花を咲かせていた

 

ジンバイソウは今年も蕾しか見られなかった

 

もう随分長い間、花を見ていない植物です

 

毎年のように撮影しているヒトツボクロの果実

花を見たのは随分前のような気がする

ヒトツボクロモドキの自生地でも教えてもらえれば、花を見に飛んで行くんですがね~

 

ナガバノコウヤボウキ

 

ミヤマウズラの蕾

 

フクオウソウ

まだ8月なのに

 

アオフタバランの花がまだ残っていた

 

なかなか渋いランで好きです

 

ヤクシマホツツジ

 

ミヤマタニソバ

 

オオバヨメナ

 

ナガサキオトギリ

 

クモキリソウの果実

これも花の時期に自生地を訪れる事がほとんどない植物

あまり天気は良くありませんでしたが、おかげでちょっと涼しい登山を楽しむ事ができました('ω')ノ