暑さが幾分緩んだ日曜日、多良岳に登ってきました
藪漕ぎにて渓谷を遡上し、コルを目指すルート
以前、興味深い植物も見られたルートですが、最近はさっぱりです
ナツエビネでも見つかるといいなぁ~ などと思いながら登りました
最初は結構な水量が流れています
かなり標高を稼いで、コルが近づいてくると、水がなくなる
小さな枯沢状態となったところは、まるで登山道のような感じで歩きやすい
枯沢は次第に植物に覆われ、やがて消えていく
ルート上には、クサアジサイやヤマアジサイ、キバナアキギリ、ヤマジオウ、ジンジソウ等、お馴染みの植物が大量に自生している
もうすぐコルだ
コルに到達、これから山頂へ
岩が多く、歩きにくい道を登り山頂へ到着
登山道をのんびり歩いて金泉寺へ
金泉寺のツチアケビは見当たらない
あんなに沢山あったツチアケビが消えてしまうなんて(~_~;)
ちょっと上に小さな株があった
金泉寺から多良岳を目指す
役の行者
いつもの石段を登る
展望の悪い権現峰は素通りし、展望の良い岩場へ
通過した権現峰方面の展望
五家原岳方面
経ヶ岳、タワラギ山方面
雲海から頭を出す雲仙
幻想的な風景でした
座禅岩にも立ち寄る
早朝から登山を開始したので、11時前に到着してしまった
ちょっと早いランチをいただき、植物を観察しながら下山しました
本日観察した植物です
ベニシュスランは花付きが悪く、開花は1株だけでした
クサアジサイは沢山見られた
ツクシコウモリソウはまだまだ蕾だらけ
ヤマホトトギスはいたるところで花を咲かせていた
ジンバイソウは今年も蕾しか見られなかった
もう随分長い間、花を見ていない植物です
毎年のように撮影しているヒトツボクロの果実
花を見たのは随分前のような気がする
ヒトツボクロモドキの自生地でも教えてもらえれば、花を見に飛んで行くんですがね~
ナガバノコウヤボウキ
ミヤマウズラの蕾
フクオウソウ
まだ8月なのに
アオフタバランの花がまだ残っていた
なかなか渋いランで好きです
ヤクシマホツツジ
ミヤマタニソバ
オオバヨメナ
ナガサキオトギリ
クモキリソウの果実
これも花の時期に自生地を訪れる事がほとんどない植物
あまり天気は良くありませんでしたが、おかげでちょっと涼しい登山を楽しむ事ができました('ω')ノ