中山仙境から夷谷を挟んで対面に見える印象的な岩尾根
10年以上前に初めて登ったときから気になっていたのだが、たまたまネットでみたブログで、その岩尾根を縦走するルートがある事を知った
ただ途中、35mの懸垂下降が必要な断崖がありネックとなる
私が、所持しているロープは、50mと20mの各1本ずつ
35mの懸垂下降を行うには、50mを2本繋いで使用する必要があると思われる
まぁ~とりあえず下見という事で、35mの懸垂地点まで行ってみて、シングルロープで下まで降り、現場の状況を確認後、登り返してロープを回収し帰るという事にした
中山仙境から撮影した、尾根の様子
後野越まで登ると、まもなく35m懸垂地点のP1に到達する
早朝、夷谷の展望所からの景色
夷谷から、人工林の森を登り、後野越へ
背後の崖をのぼり、縦走尾根へ入る
藪こぎルートとは言え、目印の赤テープやリボンが導いてくれると思っていたのだが、終始なんの目印もなく、何度も迷走
P1到着
断崖に近いところの貧弱な松の木に、スリングが残置されていたが、松の木に力をかけてみると、根っこからグラグラ動く
怖いので、もっと奥の比較的しっかりした木に支点を確保
懸垂下降でちょっと降りてみたが、なんだか50mのロープ1本でもなんとかなりそうな感じがしたので、登り返して、下からロープを回収できるよう、木に折り返して掛け、ロープダウン
再び懸垂下降で降りていった
ロープの先端が、ぎりぎり届いている岩棚まで懸垂で降りれば、後はロープなしでもなんとかなりそうだ
岩棚まで降り、ロープを回収
ここからは、ロープを担いで降りるよ(^_^)v
あんな崖の上まで、人工林が植林されている
あきれてしまうね😅
無事降りてきました
予定を変更して、このままルートを縦走する事とした
降りてきたP1の勇姿を振り返る
屏風のようなP3とその奥にP4、清水畑が見える
これらを縦走するのだ
崖を降りる
面倒なので、懸垂しない
次はP2へ
この崖を登るのか?
いやいや、良く確認すると、崖の側面をへつるようにロープが設置してある
ありがたや
画像では良くわからないが、非常に危険なところなんです
ちょっと迷ったが、P2へ到着
良い景色
次はP3へ
あれが、屏風のようなP3
岩が連なる壮大な風景に感動😍
ゲゲッ! あそこ登るの😱
今降りてきたところを振り返る
P1、P2が見える
P3への断崖は、実際登ってみると大した事はない
ちょっと狭くなっているところは、落ちないように気をつけて
P3の頂きへ到達
いやぁ~ いい景色だねぇ
ちらっと海も見えるよ
あんな断崖を降りてきたんだぁ
下には面白げな岩が見える
凄い! 岩だらけの風景
この絶景を見ながらランチでもいただこう
P4と清水畑
さて、屏風のような痩せ尾根を進んで行こう
振り返る
景色を堪能しながら進む
P4が見えてきた
おやっ! 岩の上に鳥がとまってるぞ
猛禽類か?
鳥には詳しくないので、種名はわからない
私に気づいて、飛び去った
結構かわいい顔をしている
P3を振り返る
P4に到着したが、これ登るの?
道標が全くないので、どこをどう行くのか皆目検討がつかない
さきほどのP3から撮影した、P4の画像をカメラの液晶画面で確認したが、P4に登っても、反対側の崖を50mのロープで降りるのは難しいように思える
結局、P4に向かって左側の崖を降りて、巻く事にした
清水畑の鞍部と思われるところに登り返して、見上げる
ここ登るの? 支点もないし無理じゃない?
とりあえず三角点のところに行ってみよう
TR45031344501 四等三角点 清水畑
ここから登るのも無理そうなんだけど😅
おっ! P4の背面が見える
やっぱり50mロープで降りるのは難しそうだなぁ
登れるところがないかと探し、ここはどうかな?
この上の状況がわからないし、止めておこう
結構昔の記事に、ルートにハーケンを打ったと書いてあったが、どこにも見当たらない
この崖の下に、針の耳のような細い隙間があったので、そこから下へ降りた
落ち葉が厚く堆積し滑る
ここからの下りに道はなく、適当に下へ下へと降りていったら砂防ダムに到着した
清水畑へは登れなかったが、面白い縦走路で大満足の一日でした(*^^*)