花追い放浪記

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冷水岳 メサ台地の藪こぎルート

2018-12-02 | 藪漕ぎ クライミング

昨日は、午後から近場の冷水岳に登ってきました

冷水岳は佐世保市の小佐々地区にある低山で、山頂まで車道が通っています

メサ台地の山頂部分は平坦で、公園として整備されており、気軽に訪れる事ができる山なのです

現在、冷水岳を歩いて登る人はまずいないでしょうが、一応登山道のような道も整備されています

また、藪漕ぎで断崖を登るルートもあり、岩の割れ目に梯子が掛けてあったりします

時間がある時は、矢岳の海岸にある駐車スペースから炭鉱跡を通って登っていますが、この日はあまり時間がとれませんので、中腹の矢岳生活環境保全林の遊歩道からスタート

ルートは
矢岳生活環境保全林入口→遊歩道→芝生広場→車道→藪こぎ→断崖下→展望岩→展望台→第二展望台→下山道→車道→矢岳生活環境保全林入口


矢岳生活環境保全林遊歩道入口


整備された遊歩道


サザンカの花が良い香りを放っている


芝生広場の紅葉が美しい


芝生広場の奥から急斜面を登って車道へ出る

ここは草が茂って通れない場合があるので、その場合は東側に並行する遊歩道を通ってください


車道から芝生広場を見下ろす


車道に出たら、左側へ少し下り、画像中央の藪へ突入だ!


谷を登って行き


谷の左の斜面に取りつく


左斜め方向に登って行くと、断崖が見える


断崖に到達したら、崖の基部にしがたい、ひたすら左へ


イワヒバが着生している


断崖に次ぐ断崖












岩棚に登ると、RCCボルトが打ってある

昔はロッククライミングを楽しむ人がいたようだ


断崖を左方向にへつって行くと、岩の割れ目に梯子が掛けてあるので、そこから岩上へ

現在、岩の割れ目には灌木が生えていて、大変登りにくいです


岩の上にも三年

着ぶくれして、異常に太って見えますが、実際はそこそこ太ってます


恐ろしい断崖


松の木の断崖


霞と逆光で冴えない風景




松の木の断崖へ移動し、先ほど居た断崖を眺める


メサ台地の山頂は松の木やヤマツツジが沢山生えているが、植栽でしょう

松林の林床にはアキノキリンソウや


ツワブキ


ヒヨドリバナの花が咲いていた


公園化された頂上台地は麓から見える荒々しい山容とはイメージが異なる


のどかな公園の展望台




断崖にある第二展望台




荒れた登山道を下山する




山頂台地の林縁には沢山のツクシアオイが見られたのですが、樹木が伐採されて姿を消してしまいました


今やここを歩く人など皆無でしょうから、草がぼうぼうと茂っているところもあります


車道に出ますので、植物等観察しながらスタート地点に戻ります


原種サザンカ




ムラサキシキブ


シマカンギク


帰りに神崎の海岸に立ち寄った


なかなか趣のある岩が見られる


今回の藪漕ぎルートはお勧めしませんが、チャレンジされる方は自己責任でお願いします

それではまた(=゚ω゚)ノ