花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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自生地巡回

2021-05-04 | 花散策

県内の山を巡回してきました

山頂へは行かず、複数の山の自生地付近をうろうろ

たっぷり藪こぎして、自然を満喫してきました

いろんな葉っぱを見つけ、新たな発見があり、良き山歩きでした(^^)

 

岩山の藪こぎ

 

岩山では、カマツカやヤマツツジが多く見られた

 

ヒュウガトウキ(環境省絶滅危惧Ⅱ類)

ケイビラン(大分県準絶滅危惧種)

 

岩場に咲くタツナミソウ

 

フイリヒメミヤマスミレ

葉に斑の入ったヒメミヤマスミレが林内の岩場に沢山自生していました

フモトスミレより鋸歯が粗く波状、また花弁がフモトスミレより比較的長い

フイリヒメミヤマスミレは園芸用語のようで、種として分類されている訳ではない

 

マルミノヤマゴボウ

まだ蕾ばかりで、花穂の下の方で数輪咲いているだけ

 

ヤマシャクヤク(環境省準絶滅危惧種)

まだ花が残ってました

暗い場所ではイチリンソウが咲いてました

 

湿潤な場所ではサクラソウ(環境省準絶滅危惧種)

オオヤマフスマ

ネコノメソウ(大分県絶滅危惧ⅠB類)

 

腐りかけたヤマウツボ

とっても小さなヒメテンナンショウ

 

まだ残っていたヤマルリソウ

フタバアオイ(大分県準絶滅危惧種)

 

ニリンソウもしぶとく花を咲かせていた

ヒメナベワリ

ツクバネソウ

 

いつものように渓流を藪こぎ

アケボノシュスランでもないかなぁ

 

コバノガマズミ、ハイノキ、クサノオウ

 

タチシオデ

似ているシオデは萼片が反り返る

沢沿いにはツクシタニギキョウが多い

 

変なもの見つけた

黄色い花のホウチャクソウ

花がやや横向きに咲いてるし、葉が幅広なので、遠目にはキバナチゴユリに見えた

キバナホウチャクソウというのがあるのだが、長崎県の対馬にしか自生しない

 

上が別の場所で撮影したホウチャクソウ、下が杉林でみつけた黄色い花のホウチャクソウ

高尾山には、ホウチャクソウとチゴユリの交雑種のホウチャクチゴユリというのが自生するそうだが、これはホウチャクソウとキバナチゴユリの交雑ではあるまいな?

ホウチャクソウのように枝分かれもしてないしね

まぁ~ 普通のホウチャクソウでしょうがね(=^・^=)

 

帰りに立ち寄った砂浜で見た花

コウボウムギ(大分県準絶滅危惧種)

コウボウシバ

ハマニガナ

かなり長距離トレッキングしましたので、少々疲れました(=^・^=)