蓄膿症の治療を開始して、1カ月程経過しましたがいまだ完治せず。
レントゲン診断の結果、少し症状はよくなっているようなので、このまま投薬治療を継続するようです。
抗生物質を服用していると、腸内細菌にも影響が出るようで、最近はお通じの具合も悪くなり閉口しています。
登山はもう少し自粛する必要がありそうなので、海の花を見に出かけてみました。
スナビキソウが咲きだしました
長崎県では珍しい植物で、準絶滅危惧種なのです
平戸あたりの海岸では時々見かける植物ですが、数は少なく花をつけない株も多い。
この花の香りはアサギマダラを惹きつける事で有名ですが、この時季はまだ早いようで姿は見られませんでした。
長崎では5月に入ってからアサギマダラの姿が見られるようになりますが、温暖化が進む昨今ですので、4月に見られるようになるかもしれませんね。
アサギマダラは遠いところでは台湾付近まで南下して越冬し、春から夏にかけて日本列島に戻ってきます。
アサギマダラはスナビキソウの花の香りが好きなのですが、幼虫の食草ではありません。
食草は主にガガイモ科の植物で、常緑のキジョランは代表的な食草と言われています。
次はヒメキランソウ
こちらはスナビキソウより珍しく、長崎県絶滅危惧Ⅱ類
長いランナを伸ばしていますので、普通のキランソウとの違いはすぐにわかると思います。
海岸の岩場で時々見かけます
私の観察では湿っている岩場に多いように思います
このように岩場を這いまわっている姿が印象的な植物
ハマハタザオです
海岸の岩場等、過酷な環境に生息している事が多い
葉の様子
海岸に生息する植物の葉は厚いものが多い
水分の乏しい岩場等に生えているので、葉に水分を蓄える事ができるような工夫でしょう
イワタイゲキ
長崎県では普通に見られる植物ですが、絶滅危惧種に指定している都道府県も多い
地元では大抵岩場に生えていますが、砂地により多く生息している地域もあるようです
ツクシキケマン
海岸近くに多く生息し、果実にくびれがあるのが特徴です
近場の海岸で観察した植物でした(=゚ω゚)ノ