花の名前: イトラッキョウ
撮影場所: 長崎県
キレイ!: 62
環境省準絶滅危惧種
平戸島南部の固有種で、岩場や林内で見られます
天然記念物に指定されている岩山では、尾根を埋め尽くすようなイトラッキョウやチョウセンノギクの大群落が見られます
ただしここは登山道がなく非常に危険な岩山なので、ルートを熟知したガイドなしには入いってはいけません
また希少植物の盗掘が絶えない事から、入山する際は事前に役場への届け出が求めれています
昔は道端にも生えていたとの事ですが、今では限られた場所でしか見られなくなりました
(画像再アップロード 2022年3月8日)
長崎ではタマムラサキはいたるところで見られますが、イトラッキョウは限定された場所でしか見られません。
佐志岳の固有種なんて勘違いされている方もいますが、本場は礫岩という近寄る事さえ難しい岩山です。
花を上向きに大きく開くので、この類の他の種と比べて可愛らしさが際立っています。
キイイトラッキョウはなぜか長崎県の西彼杵半島に自生しているなんて話を聞いていて本当かいなという思いです。
先日はイシミカワにメッセージをありがとうございました。
イトラッキョウ、可憐なお花ですね。ピンク色のグラデーションが可愛い感じです(*^O^*)でも、添付④を拝見して、ゾクゾク、足がすくむ思いがしました(@_@)このように厳しい岩場に咲いているとは!
盗掘…心貧しい人がいるのですね。花はその環境で咲くのが一番なのに。悲しいことですね。
小さくて可愛らしい花を咲かせるので大人気なんです。
安全に観察できる山もあるので、そこには他県から大勢の人が訪れて来るんですよ。
園芸種としても流通していますが、元をただせば平戸島から持ち去ったものなんですね。
今でも山から盗掘する人が絶えないそうで困ったものです。
平戸島に橋がかかっていなかった頃は盗掘は少なかったそうですが、今では車で手軽に訪れる事ができるので、悪い人も来ちゃうんですよね~
いつまでも美しい花の島であって欲しいです(*^-^*)