花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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長崎からの花便り

2018-09-09 | みんなの花図鑑
大きなキツネや普通のキツネ、はたまた中国生まれのタヌキさんまで名を連ねていますが、長崎にはムジナさんがいるかもしれません


環境省レッドデータでは絶滅種なのですが、長崎県では絶滅危惧Ⅱ類に分類されている


本来ムジナさんは8月に開花するようですが、ここのものは9月に入ってから花が咲く

花期が約1か月遅い事から、本当にムジナなのか疑問視されているそうな


以前、絶滅種発見か?とニュースになり、DNA解析を行うと書いてあったのですが、その後どうなったのやら

今のところ、近似種というような表現となっているようですが、新種の可能性もあるとの事


ムジナさんにさよならを告げ、他の花散策

アカバナの自生地に行ってみるが、天気が悪いので、花が閉じていた

近くにメハジキがあるので撮ってみた


キセワタの親戚のようで、ひょうきんな花




どこにでもあるツルマメ


田んぼを覗いてみると、チョウジタデが開花していた




背後のシロバナサクラタデの方が目立っている


田の畔にはシロバナサクラタデの群生


拡大してみると、上品な花








湿地へ行ってみると、見た事がないようなミゾカクシの大群落

画面に写っているのは、群落のほんの一部なのです


珍しい植物ではありませんが、これほどの群落は珍しい










長崎では珍しいサワトウガラシ




湿潤な場所が好きな、ハシカグサ




林道にはハダカホオズキの地味な花が咲いていた


天気のすぐれない週末でした('ω')ノ