花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
学術研究・調査のカテゴリーはパスワードを入力の上閲覧してください

津波戸山 ブゼンノギクとツメレンゲ

2020-11-11 | 登山

ブゼンノギクの咲き乱れる津波戸山に登ってきました

この付近には、ツメレンゲが自生しており、まだ早いかもしれませんが、様子を見に行きました

山野草の少ないこの時期に、岩場で変わった花を咲かせる多肉植物は貴重な存在です

 

 

駐車場から農道を登って、登山口へ向かっていると、木の枝に忘れ物

修験者の物でしょうか?

 

しばし樹林帯を歩き、いよいよ岩登り

早速ブゼンノギクがお出迎え

上には左京の橋が見える

 

左京の橋

 

橋を渡る

とっても短い橋なので、ぜんぜん怖くない

 

とんがり岩は、偽ピーク

山頂はあそこではありません

 

恐怖の十二番霊場

上の偽ピークからここを眺めると、とんでもないところだとわかる

よくもこんなところへのルートを造ったものだ

 

昨年撮影した十二番霊場

 

展望

 

ちょっと紅葉

 

十二番霊場を一旦降りて登りかえす

正面に見える断崖を降りてきた

結構難儀なところ

 

次は、あの岩を目指す

 

どんどん登って、三十五番霊場に到達

 

急角度の岩登りは、ひたすらスクワットを行っているようで辛い

あの岩はもうすぐだ

 

岩の基部に到着

こんな岩を登る人もいるんだろうなぁ~

ここから谷底へ急降下

 

雨の日には、結構危ない場所だろう

 

谷を源頭まで登り詰め、更に稜線を登っていくと、偽ピークに到着

 

更に稜線をたどると、津波戸山の山頂

展望なし

 

さらに稜線を進むと、西展望台

 

お腹が減ったが、まだ時間が早い

下山尾根でランチをとることにして、来た道を辿り下山

谷の途中で、左の尾根に登り上がる

 

お地蔵さんの見守るところでランチをいただいた

 

岩場に咲き乱れるブゼンノギクやヤマラッキョウを腹いっぱい堪能した

楽しい岩登りに、迫力ある風景、それを彩るブゼンノギク

何度来ても素敵な山だと思います(^o^)

 

津波戸山と周辺地域の植物

 

アキノタムラソウとサツマイナモリ

 

ツワブキとシロヨメナ

 

イタビカズラの実

ミヤマウズラの葉

 

岩場に咲き乱れるブゼンノギク

 

環境省準絶滅危惧種

 

岩場で花を咲かせるヤマラッキョウ

 

薄暗い谷ではジンジソウ

 

ヒオウギは多く見られた

 

今年はツメレンゲが少なく、近くで見れる株は2株程

断崖の上から撮影

 

環境省準絶滅危惧種

崖から落ちそうになりながらも、近寄って撮影

 

来年は、もっと増えてくれる事を願っている

終わり(^O^)/