漆原友紀の大人気コミックを、『AKIRA』の大友克洋監督が実写映画化したファンタジー。
製作年度 2006年
監督 大友克洋
原作 漆原友紀
脚本 大友克洋/村井さだゆき
音楽 配島邦明
出演 オダギリジョー/江角マキコ/大森南朋/蒼井優/りりィ/李麗仙
一夜の宿を求めてさまよう蟲師のギンコ(オダギリジョー)は、ようやくたどり着いた庄屋で荷をほどいていると、庄屋夫人(りりィ)が片耳の聴力を失った3人の患者の診療を頼みにきた。そして、患者の耳の穴を覗いたギンコは、そこにカタツムリのような形をした、音を喰う“蟲”が付着しているのを見つけ、駆除に取りかかる。 (シネマトゥデイ)
何度も予定がつぶれて観にいけない間に、既に観賞した人達からちらほら聞こえていたので、そんなに期待しないで行ったのが良かったのでしょうか。
原作漫画、アニメとも未見ですが、
100年前の日本の美しい姿が映し出された途端、すんなり入っていくことが出来ました。
霞がかったような神秘的な山々。
登場人物のコスチュームもそれぞれがセンス良くマッチしているようで、先ず映像の美しさに惹かれました。
冒頭の旅の親子の遭難シーンから、雪深い山郷を旅するギンコが最初に出会う角のある少女とのエピソードあたりで、
これはもしかしたら、、と思っていたのですが
ぬいとの別れのシーンにきてやっぱり!という確信めいたものになりました。
ギンコは人々を癒す能力を持つ”蟲師”ではあるけれど
少女の奇病を治したのはギンコの洞察と、少女の母親の最後の声からの解放。
旅の友、虹郎の自分探しの旅のその訳も、
淡幽の宿命も。
さらに蟲師としてのギンコのエピソードの少なさも含めて、
全てが”親子”を指している。
ギンコが蟲を辿れば、子別れ、親離れの切なさがみえてくる。
そこを軸にしたかった映画なのだろう。
そういう意味でのギンコの自分探しの旅のラストがあの難解なシーンになったのだという気がする。
それにしてもオダギリさん、「どぉすんのォ」って・・・あなた、困りました
ここ笑うとこ~?
製作年度 2006年
監督 大友克洋
原作 漆原友紀
脚本 大友克洋/村井さだゆき
音楽 配島邦明
出演 オダギリジョー/江角マキコ/大森南朋/蒼井優/りりィ/李麗仙
一夜の宿を求めてさまよう蟲師のギンコ(オダギリジョー)は、ようやくたどり着いた庄屋で荷をほどいていると、庄屋夫人(りりィ)が片耳の聴力を失った3人の患者の診療を頼みにきた。そして、患者の耳の穴を覗いたギンコは、そこにカタツムリのような形をした、音を喰う“蟲”が付着しているのを見つけ、駆除に取りかかる。 (シネマトゥデイ)
何度も予定がつぶれて観にいけない間に、既に観賞した人達からちらほら聞こえていたので、そんなに期待しないで行ったのが良かったのでしょうか。
原作漫画、アニメとも未見ですが、
100年前の日本の美しい姿が映し出された途端、すんなり入っていくことが出来ました。
霞がかったような神秘的な山々。
登場人物のコスチュームもそれぞれがセンス良くマッチしているようで、先ず映像の美しさに惹かれました。
冒頭の旅の親子の遭難シーンから、雪深い山郷を旅するギンコが最初に出会う角のある少女とのエピソードあたりで、
これはもしかしたら、、と思っていたのですが
ぬいとの別れのシーンにきてやっぱり!という確信めいたものになりました。
ギンコは人々を癒す能力を持つ”蟲師”ではあるけれど
少女の奇病を治したのはギンコの洞察と、少女の母親の最後の声からの解放。
旅の友、虹郎の自分探しの旅のその訳も、
淡幽の宿命も。
さらに蟲師としてのギンコのエピソードの少なさも含めて、
全てが”親子”を指している。
ギンコが蟲を辿れば、子別れ、親離れの切なさがみえてくる。
そこを軸にしたかった映画なのだろう。
そういう意味でのギンコの自分探しの旅のラストがあの難解なシーンになったのだという気がする。
それにしてもオダギリさん、「どぉすんのォ」って・・・あなた、困りました

ここ笑うとこ~?
