to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ホリデイ

2007-04-06 01:34:44 | the cinema (ハ行)
製作 2006年 アメリカ
監督 ナンシー・マイヤーズ
音楽 ハンス・ジマー
出演 キャメロン・ディアス/ケイト・ウィンスレット/ジュード・ロウ/ジャック・ブラック/イーライ・ウォラック/ルーファス・シ-ウェル

ハリウッドの映画予告編製作会社の社長アマンダ(キャメロン・ディアス)と、ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト・ウィンスレット)。クリスマス直前になってそれぞれ恋に破れた2人は、ネットを介して“ホーム・エクスチェンジ”をすることに。アマンダはロンドンに、アイリスはビバリーヒルズに旅立つが……。 (シネマトゥデイ)

有能な記者でありながら二股かけている同僚の恋人(ルーファス・シ-ウェル)に未練が断ち切れないアイリスにいらいら。
目の前で婚約を発表され、傷心の彼女が帰宅するまででもう駄目

アマンダの方も浮気が原因で恋人の作曲家と別れるが、こちらはそんな事態にも泣けないところが既にどこか病んでいる。
彼女の怒りは元彼へのというより、どこか自分自身に向けられているようにもみえる。
雪景色の中のコテージは7人の小人の家みたいでとってもステキだけど、キャリアウーマンの彼女が何もなくて、ここで2週間を過ごせるとは誰も思わないよ(笑)
そんな孤独を感じ始めたところに、素敵な酔いどれ天使の出現

一方のアイリスはビバリーヒルズの高級住宅街に興奮しまくり
3年間泣いてばかりだった彼女が、ふとしたことで知り合った老人にデートを申し込むのが微笑ましい。
かつてハリウッドの映画界で活躍していたこの老脚本家によって、彼女が勇気と自信を回復していくあたりはとても感動的で心が和む
そして”片思いの泣き虫”の彼女を笑顔にしてくれる、サービス精神旺盛なマイルズと出会い・・・

タイプは違えど共に恋愛下手なキャリアウーマンが、それぞれのペースで真更な生活に踏み出していく姿が、時にコミカルにそしてロマンティックに描かれていく
仕事は順調!でも、恋愛はガケップチの二人の2週間の休日を応援してしまう

またこの作品は、懐かしい曲のオンパレード。
音楽のハンス・ジマー、代表作は『ライオンキング』になるだろうか。『ラストサムライ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』とはまた違う、お馴染みの曲も沢山散りばめられていて、もっと聞きたいと思わずにいられない

やっぱりラブコメって好いわーな、ハッピーな映画でした!
できれば、ジュード・ロウのクレイマー・クレイマーなシーンが観てみたかった!(←贅沢