to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ラブソングができるまで

2007-04-21 21:30:00 | the cinema (ラ・ワ行)
製作年度 2007年
監督 マーク・ローレンス
音楽 アダム・シュレシンジャー
出演 ヒュー・グラント/ドリュー・バリモア/ブラッド・ギャレット/クリステン・ジョンストン/キャンベル・スコット/ヘイリー・ベネット

80年代に解散した人気バンドPoPの元ボーカル、アレックス(ヒュー・グラント)は、すっかり時代に取り残され、今や”往年のギャル”たち相手の同窓会や、遊園地での営業の日々。
相変わらず昔のヒット曲で食いつないでいたが、たまに来るテレビの仕事も歌番組ではなく「あの人は今!」状態。
そんな彼のもとに、人気絶頂の歌姫コーラ(ヘイリー・ベネット)からデュエット曲の作曲と収録のオファーが舞い込む。絶好のチャンスだったが、彼に作詞の経験はない。
そこで、彼は偶然居合わせたソフィー(ドリュー・バリモア)に才能を感じ説得していく。

冒頭からもう懐かしい、あの軽~いノリの’80年代のやけに明るいポップスで、腰を振り踊るヒューにく・ぎ・づ・け・よ~
ロン毛も衣装もぶりっ子ダンスも、若作りヒューの甘~い歌い方も可笑しい楽しい

強烈なアレックスファンのソフィーの姉(クリステン・ジョンストン)もインパクトがありナイスキャラ
若い娘だって負けずにおしりをフリフリ~
だって振らなきゃライバルに負けちゃうんだってば(by コーラ)

曲作り中に判明するソフィーの古傷ネタとか、ストーリーはあんまりどうでも良くて、二人のボケとツッコミみたいなテンポのいいやりとりとか
ステージで、ノリノリで腰をフリフリしていたアレックスがっとか
ヒューが頑張ればガンバルほど、和やかに笑えて楽しめる
だってきっとハッピーエンドだもんって、安心して笑っていられる。

劇中でヒューが繰り返し歌うPOP!のヒット曲『恋は突然』も楽しいし、
ドリューとのデュエット『愛に戻る道』はなかなかグッとくる。
映画が気に入ったら、サントラも欲しくなるかも~