to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

レミーのおいしいレストラン

2007-08-04 02:43:17 | the cinema (ラ・ワ行)
原題 RATATOUILLE
製作年度 2007年
監督 ブラッド・バード
声の出演 パットン・オズワルト/ブライアン・デネヒー/ブラッド・ギャレット/ルー・ロマノ/ピーター・オトゥール

料理が大好きで、一流レストランのシェフになることを夢見るネズミのレミーは、ある日、尊敬する料理人グストーの店にたどり着く。そこで働くシェフ見習いのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。その様子を見ていたレミーは、キッチンに入り込み、見事にスープを作り直すが、その姿をリングイニに目撃され……。 (シネマトゥデイ)


レミーの父親がリーダーの群れが棲家にしている家の主に目撃され、騒動が勃発、逃げる途中で一人はぐれるレミーは
敬愛する5つ星シェフ・グストーに導かれ、パリの彼の店へ。
そこでリングイニと出会い、夢にまで見たシェフへの道が開かれる―

数々、名作を世に送り出してきたディズニーと、美しく迫力のあるピクサー。
予告を観た時から楽しみにしていた。

リアルでスピーディーで、臨場感ある映像に冒頭からすっかり惹きこまれ、
不器用なリングイニを猛特訓するシーンや、客のオーダーに身体をコントロールされたリングイニが調理場を動き回るシーンでは笑えた
後半ネズミの大群が厨房を埋め尽くし、料理をしているシーンでは、一瞬気を失いかけましたが、、
家族愛、友情を絡ませながら、テーマは信念と勇気か。

のび太クンのようなリングイニと、ドラえもん的な(ネズミだけど)レミーの成長物語かと思いきや、
最後まで主人公はレミーだった・・・
いや、もしかすると主人公はグストーだったのか?と、言ってみたくなるほど
終ってみれば、心に残っているのは彼のセリフ
――後ろを振り返ってばかりいては、未来を失う(正確ではないかも?)
――真の情熱さえあれば誰でもシェフになれる

そして美味しんぼにでてきそうなキャラ、イーゴのコラムのナレーション。

テンポがよくて楽しかったけど、感動ーというまでにはいかなかったかな
ただ、繰り返しでてきた"信念"と勇気のメッセージ。子供たちに届くといいな~

最後に、イーゴ役の声にピーター・オトゥールの名前を見つけてとっても懐かしかったし嬉しかった・・・