to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ペネロピ

2008-03-08 13:42:35 | the cinema (ハ行)
製作年度 2006年
製作国・地域 イギリス/アメリカ
上映時間 101分
監督 マーク・パランスキー
脚本 レスリー・ケイヴニー
出演 クリスティナ・リッチ/ジェームズ・マカヴォイ/キャサリン・オハラ/ピーター・ディンクレイジ/リチャード・E・グラント/サイモン・ウッズ/リース・ウィザースプーン

魔女に呪いをかけられ、豚の鼻と耳を持って生まれた裕福な名家の娘ペネロピ(クリスティナ・リッチ)。マスコミと大衆の目から身を守るため、屋敷の中だけで生きてきた彼女は、永遠の愛を誓って呪いを解いてくれる男性を待ち続けていた。そんな中、名家出身の青年マックス(ジェームズ・マカヴォイ)が現れるが……。(シネマトゥデイ)

愛する娘を世間の目に曝し、娘が傷つくのを恐れるあまり
娘の好奇心や自由も奪ってしまう、彼女のママ(キャサリン・オハラ)
「真実の愛が呪いを解く」その日を信じてもう7年も見合い三昧のペネロピ。
屋敷から一歩も出ない生活というのは、ある意味で良かったのかも知れない。
なぜなら、
見合い相手がジャンパーとなって窓を突き破って逃走しても、面と向かって罵声を浴びせられたりはしない。
全ては彼女の土俵で行われたゲームのようなものだったから。。

本当はペネロピ自身、王子様が現れて、永遠の愛を誓ってくれて、魔法が解けたら・・・そう願っていた。
そして、窓ガラスを突き破らない初めての男―。

その青年の言葉に25歳のペネロピはママに初めての反抗。
行きたいところ、未知なる世界への扉を開ける。
そして彼女は大切な友人との出会いを果たし、自分を知っていく

思っていた展開とは全く違っていたけど、
可愛い、素敵なラブストーリー

呪いを懸けられていたのは果たしてぺネロピだけだったのか。
真実から目をそらし、わが子の在りのままを受け入れられなかった母もまたある意味
心に呪いを懸けられていたようにも思う。
そんなココロにノロイ的ママのキャサリン・オハラ、好き(爆)ハマッテます♪

謎めいた名家出身の青年マックス役のジェームズ・マカヴォイのよれよれシャツが気になったけど
優しい雰囲気がとてもイイ♪ 
次回作、「つぐない」が益々楽しみになってきました

ブタの鼻の呪いがかけられていなくても、幸せになる為に必要なもの
その鍵をみつけられる、素敵な作品です
コメント (28)
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