to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ダークナイト

2008-08-13 19:07:31 | the cinema (タ行)
試される、正義―
原題 THE DARK KNIGHT
製作年度 2008年
上映時間 152分
監督 クリストファー・ノーラン
出演 クリスチャン・ベイル/マイケル・ケイン/ヒース・レジャー/ゲイリー・オールドマン/アーロン・エッカート/マギー・ギレンホール/モーガン・フリーマン

映画『バットマン ビギンズ』の続編で、バットマンの最凶最悪の宿敵であるジョーカーの登場で混乱に陥ったゴッサムシティを守るべく、再びバットマンが死闘を繰り広げるアクション大作。監督は前作から続投のクリストファー・ノーラン。

悪のはびこるゴッサムシティを舞台に、ジム警部補(ゲイリー・オールドマン)やハーベイ・デント地方検事(アーロン・エッカート)の協力のもと、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。(シネマトゥデイ)

コチラも公開初日に観賞。ティム・バートンのバットマンも全て劇場観賞してきましたが、
今回は特別な思い入れがあり、公開を楽しみに待っていました。
ヒースの渾身の"悪"を見届ける―そんな想いでした。

ヒースがジョーカー・・・・・・?!
似合わなさ過ぎる!
ヒースがバットマンでもよくない?
最初のころ、彼の“ジョーカー”の映像を見るまではそんな気持ちでしたが、
狂気の悪“ジョーカー”っぷり、なにかに憑かれたような狂気の男がそこにいました。


ゴッサムシティの市民を巻き込み挑発を続ける最凶の男ジョーカー...。

そんな凶悪なジョーカーの挑戦に、バットマンとしての自らの存在意義そのものを問い直されることになる闇のヒーロー、ブルース。
葛藤の末ブルースは、正義感に燃える地方検事のハーベイ・デントを光の騎士として全てを託そうとするが、、、
―誰にも真似のできない決断―を迫られるブルース・・・

ヒーローとは?!
正義とは?!
真実の愛とは?!


次々とジョーカーの斬り出すカードを受けるブルースの心の葛藤が伝わってくる展開が良かった
そして、
そんな彼を温かく見守り、支える男たちの存在に、こちらも安らげる。。。

アメコミとはいえ、人間ドラマを深く描いて、見応えがありました



―彼はヒーローじゃない。沈黙の守護者 街を監視する 闇の騎士―

ジョーカーがブルースに、ハーベイ・デントに突きつけた高潔な人間が堕落する沸点、、
それは最近の犯罪の奥に少なからず潜んでいて、ソレが目新しくないという事が
ちょっと怖ろしいと感じた作品でもありました。