キレイになって、
逝ってらっしゃい。
製作年度 2008年
上映時間 130分
脚本 小山薫堂
監督 滝田洋二郎
音楽 久石譲
出演 本木雅弘/広末涼子/山崎努/余貴美子/吉行和子/笹野高史/杉本哲太/峰岸徹
一見近寄りがたい職業、納棺師に焦点を当て、重くなりがちなテーマを軽快なタッチでつづる人間ドラマ。監督には『壬生義士伝』の滝田洋二郎。人気放送作家の小山薫堂が初の映画脚本に挑戦している。
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。(シネマトゥデイ)
公開初日に、友人のリクエストで行ったのですが、午前中に次の次の回まで売り切れということで、諦め、
レディースデイで場所を変えての観賞でした。
レディースデイというより、敬老の日?かしら??みたいな、、
平均年齢75?いや、、もっと上だったかも。
納棺師―
さまざまな人生の、さまざまな経緯をもって死を迎えた人を、
清め、飾り整え、送り出す準備をするという。納棺までのプロデュース。
憧れて掴んだはずの音楽の道に見切りをつけたものの
その職業に就いた大悟の戸惑い、驚愕の日々。
周囲に知れることとなってからの孤独と祈りの日々・・・
死者とその家族、
大悟の生い立ちを絡めながら、夫婦や親子のすれ違う時、
故郷で新しく生きる男の奮闘ぶりを、ユーモアを交えながら静かに描いていく。
ベテラン納棺師(山崎努)に天職といわれた新人納棺師の、
ふたりの所作が美しい、見事。
死者の尊厳を守ることによって形作られた一連の流れは胸を打つ芸術。
繊細な楽器を扱うかのような優しい手の動きに見とれてしまう。
そして、なんといっても素晴しい田園のチェリスト。
庄内平野をバックに、子供用チェロを奏でるモックン、完璧じゃないですか!
度々出てくる演奏シーン。アップでもその滑らかな手の動きは職人芸です。
チェリストという設定なので、もしかしたら溝口肇さん?と思った音楽は
心の傷を癒していくかのような優しくて美しいメロディ。
久石譲さんのオリジナルでした~どれも素敵でした!
モックンは音楽家の役は5年ほど前のドラマ『幸福の王子』以来でしょうか。
あの時チェリストだったのは菅野実穂さんでしたが、なんとなく縁を感じますね、チェロ。
アイドル出身なのに、ほとんど普通の役をやらない役者さんだと思っていましたが、
この作品が彼の持ち込んだ企画だと聞いて、またニヤリとしてしまいました。
脇を飾る方々も、適材適所
上手さも然ることながら、みなさんがいつものと感じられる位置取りに納得です!
"石文”のエピはなんか良かった
親しい方を誘って観賞されるのもよし、
ご夫婦でご覧になるのもいいですね。おくりびとは、やがてのおくられびとなんですから。。。
ただ、、これは時間帯なのか、初日には某シネコンの150席くらいのシアターだったのが
この日550席くらいあるシアターは、こんなオバサンの私の母親世代で埋め尽くされて(笑)
ず~っとガサガサ音立ててるし動きまくるし
始まっても普通にず~~っと友達(?)親子(?)でしゃべってるし、
ケイタイは鳴るし(操作ができなかったらしい)もう・・気が散ったし、セリフが聞き取れなかった(悲)
ま、それだけ高齢層の気になる作品ではあるので、
夕方とか夜の方が狙い目かも~ですね♪
逝ってらっしゃい。
製作年度 2008年
上映時間 130分
脚本 小山薫堂
監督 滝田洋二郎
音楽 久石譲
出演 本木雅弘/広末涼子/山崎努/余貴美子/吉行和子/笹野高史/杉本哲太/峰岸徹
一見近寄りがたい職業、納棺師に焦点を当て、重くなりがちなテーマを軽快なタッチでつづる人間ドラマ。監督には『壬生義士伝』の滝田洋二郎。人気放送作家の小山薫堂が初の映画脚本に挑戦している。
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。(シネマトゥデイ)
公開初日に、友人のリクエストで行ったのですが、午前中に次の次の回まで売り切れということで、諦め、
レディースデイで場所を変えての観賞でした。
レディースデイというより、敬老の日?かしら??みたいな、、
平均年齢75?いや、、もっと上だったかも。
納棺師―
さまざまな人生の、さまざまな経緯をもって死を迎えた人を、
清め、飾り整え、送り出す準備をするという。納棺までのプロデュース。
憧れて掴んだはずの音楽の道に見切りをつけたものの
その職業に就いた大悟の戸惑い、驚愕の日々。
周囲に知れることとなってからの孤独と祈りの日々・・・
死者とその家族、
大悟の生い立ちを絡めながら、夫婦や親子のすれ違う時、
故郷で新しく生きる男の奮闘ぶりを、ユーモアを交えながら静かに描いていく。
ベテラン納棺師(山崎努)に天職といわれた新人納棺師の、
ふたりの所作が美しい、見事。
死者の尊厳を守ることによって形作られた一連の流れは胸を打つ芸術。
繊細な楽器を扱うかのような優しい手の動きに見とれてしまう。
そして、なんといっても素晴しい田園のチェリスト。
庄内平野をバックに、子供用チェロを奏でるモックン、完璧じゃないですか!
度々出てくる演奏シーン。アップでもその滑らかな手の動きは職人芸です。
チェリストという設定なので、もしかしたら溝口肇さん?と思った音楽は
心の傷を癒していくかのような優しくて美しいメロディ。
久石譲さんのオリジナルでした~どれも素敵でした!
モックンは音楽家の役は5年ほど前のドラマ『幸福の王子』以来でしょうか。
あの時チェリストだったのは菅野実穂さんでしたが、なんとなく縁を感じますね、チェロ。
アイドル出身なのに、ほとんど普通の役をやらない役者さんだと思っていましたが、
この作品が彼の持ち込んだ企画だと聞いて、またニヤリとしてしまいました。
脇を飾る方々も、適材適所
上手さも然ることながら、みなさんがいつものと感じられる位置取りに納得です!
"石文”のエピはなんか良かった
親しい方を誘って観賞されるのもよし、
ご夫婦でご覧になるのもいいですね。おくりびとは、やがてのおくられびとなんですから。。。
ただ、、これは時間帯なのか、初日には某シネコンの150席くらいのシアターだったのが
この日550席くらいあるシアターは、こんなオバサンの私の母親世代で埋め尽くされて(笑)
ず~っとガサガサ音立ててるし動きまくるし
始まっても普通にず~~っと友達(?)親子(?)でしゃべってるし、
ケイタイは鳴るし(操作ができなかったらしい)もう・・気が散ったし、セリフが聞き取れなかった(悲)
ま、それだけ高齢層の気になる作品ではあるので、
夕方とか夜の方が狙い目かも~ですね♪