これは
人類への
警鐘
原題 RISE OF THE PLANET OF THE APES
製作年度 2011年
上映時間 106分
脚本・制作 リック・ジャッファ/アマンダ・シルヴァー
監督 ルパート・ワイアット
音楽 パトリック・ドイル
出演 ジェームズ・フランコ/フリーダ・ピント/ジョン・リスゴー/トム・フェルトン/タイラー・ラビーン/ジェイミー・ハリス/リチャード・ライディングス/アンディ・サーキス
現代のサンフランシスコを舞台に、1匹の猿の突然変異的な進化と自由を求める戦いが人類にとって脅威になっていく様が描かれる
アメリカ、サンフランシスコ。製薬会社の研究所でアルツハイマー治療の研究をする神経科学者、ウィル・ロッドマンは、開発中の新薬を投与したチンパンジーの知能が驚異的に発達したことを確認し、その成果を発表する。しかし、そのチンパンジーは突然暴れ出し警備員によって射殺されてしまう。事態を重く見た所長によってプロジェクトは中止を余儀なくされるが、射殺されたチンパンジーは妊娠中だったことから、ウィルは生まれたばかりの赤ん坊を秘かに引き取るとシーザーと名付け、自ら育てることに。そして、次第にウィルとシーザーのあいだに人間の親子のような絆が芽生えていく。その一方で、シーザーは並外れた知性を発揮し始めていく。ところが、すっかり成長したシーザーはある日、ウィルの父を助けようとして隣人とトラブルを起こしてしまう…。
高度な知性を持つ猿に、人間が支配されていた旧「猿の惑星」は、その発想と結末は、
人類の行く末に警鐘を鳴らす衝撃を持って、心に刻まれる名作だった。が、
なぜ、地球の支配者が人間から猿になっていったのか、
その謎に迫る本作は、さしずめエピソード0といったところでしょうか。期待通り面白かったです!
「深い愛」と「高い知能」、その使い方―、
どちらも見方を変えると、危険を孕んでいる。
序盤から、予感はすぐさま的中し、現実となり、また新たな恐怖も悲しみも植えつける。
怒涛のように展開されて飽きさせない脚本は「ゆりかごを揺らす手」のアマンダ・シルヴァーだったんですね。
久しぶりですが、相変わらず恐怖を煽る場面切り替えなどが上手く、
ほぼ出ずっぱりのシーザーの心理描写を丁寧に描いていて目が離せませんでした。
愛と欲望と驕りと愚かさと――
感動というより、
ヒトの飽くなき文明への挑戦と、その禁断の領域について改めて考えさせられる映画。
これはあまり情報を持たないで、素直に見るのをお薦めします♪
ストーリーも結構シンプル。なので何もかもがネタバレに・・。
それでも、観客の想像力に訴える力強さが圧倒的な画面!良かったです
想った以上にジェームズ・フランコも出ていたし、未だに「127時間」を観れていないので、
久々彼の瞳の演技が観れたのも嬉しかった
ちょっと後半は激しいシーンもありますが、目を背けるほどではなかったデスし
旧作をご覧になっていなくても全く問題なく楽しめます