上映時間 95分 映倫 PG12
脚本 ジェイミー・リンデン/アラン・ディ・フィオーレ/ジム・カウフ
監督 ジョディ・フォスター
出演 ジョージ・クルーニー/ジュリア・ロバーツ/ジャック・オコンネル/ドミニク・ウェスト/カトリーナ・バルフ
人気司会者リー・ゲイツの軽妙なトークがウリの投資情報番組“マネーモンスター”。番組ディレクターのパティは、ゲイツの功績を認めつつも、生放送をいいことに台本を無視して暴走する彼に毎回手を焼いていた。そんな中、いつものように生放送が始まるが、そこへ銃を持った若者が乱入、ゲイツを人質に取り、番組をジャックしてしまう。犯人はゲイツが番組で推奨した株に投資して全財産を失ったと主張。カメラが見守る中、興奮する犯人を必死でなだめようとするゲイツだったが…。
予告を観て結構楽しみにしていましたが、
今年の劇場鑑賞作の中でもガッカリ度NO.1の作品となりました
いわゆる“劇場型犯罪”モノ。TVのナマ放送中にジャックされたスター司会者と、その番組スタッフの僅か数時間のドラマ。
なんだけど、、、テンポも悪いし、緊迫感がなく、全くドキドキも無し。
ついでに犯人の動機がチープ。
まあ、現実でも人質とって立てこもる犯人なんかも結構動機はアレな場合も多いから、
リアルっちゃリアルなのか~?(苦笑)
リーマンショック以降、金融取引システムは複雑化しているしそこら辺はひねりも無く
ストーリーは案外単純。
それじゃあ、ドラマ的には?っていうと、先ず魅力的なキャラがいない、浅い。
あっ、一人だけその余りの早口&お下品なセリフで、館内に笑いが漏れたトコありましたけど
コレ、日本でいうところの(2時間ドラマでいいんじゃね?)って作品
ジョージ・クルーニー&ジュリア・ロバーツの無駄遣いでは?
あの犯人役に重みが感じられず、挙句に彼女からもバッシングされて^^;
テーブルに置きっぱなしの銃のところ
普通なら一気に緊張する貴重なシーンなんだけど
全然それがなかったです(笑)
この映画で一番はあの彼女のビッチ振りでしたね(笑)
もう・・あのシーンの頃には冷静な傍観者でした
多分お金をかけたあの移動のシーンとか
ただただあんなに時間を獲る必要があったの?で
仰る通りあのビッチな彼女のシーンだけ(あ、ここは笑っていいのね)で
なんか安心しましました(笑)
久しぶりに外した~みたいな
ラストが違ったら、もっと気に入ったかもしれません。
ちょっとばかり期待しちゃったのかも~
ドキドキも可笑しさも、展開も、中途半端に感じちゃった~