風と光と空の詩(うた)

~色々あるけれど、人生はケ・セラ・セラ~

毎日生きてることが奇跡

2015年08月12日 | 日記
日航機墜落事故から30年。

500余名の方が亡くなった事実に当時本当に言葉がなかった。



この間にどれだけの事故や事件や災害で尊い命が失われたのだろうか。

日々生きてる!

奇跡だよね。

私は20年前、病気で突然夫を亡くした。

当日まで働いて、本当に突然。

夫の死をしっかりと受け止めることが出来たのがいつ頃だったか記憶はない。

死んでしまったという事実は受け止めながらも、もしかしたら夢だったかしらとも思っていた。

あの日から必死で生きて来た。

人生を楽しめるようになったのは随分経ってからだ。

夫の分も楽しんで生きようって思ったのは相当歳月が過ぎてからである。

病気で夫を亡くした私ですら現実を受け止めるには時間がかかった。

事故や事件、災害で最愛の方々を失った方達の想いは‥‥。


映画「タイタニック」で生存者のローズが語る。

「タイタニックが最後に見た夕陽」

夫が最後に見た夕陽はどんなだったでしょう?

残していかなければならなかった娘たちへの想いは?


20年の間に私は夫の死んだ年をはるかに超え、家族は7人に増えた。

明日は21回目の迎え盆。

風になって光になって遠い空から私達に会いに来てね。



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