朝ドラの「ちむどんどん」。
長男がいい加減な人間で定職につかず、ふらっとどこかに行ってしまう。借金を作っては家族に迷惑をかけている。
私が子供の頃、こういう大人は結構いた。私の父方の叔父がそうだった。
健康なのにろくに働かず、借金は踏み倒す、賭け事はする。大酒飲みで酒癖が悪い。言うことは大きく、「今にドカーンと金儲けするから、金貸して」って調子だ。
借金を作ってはどこかへ消え、ある日ふらっと戻って来る。
それでも昔はなんやかや世話を焼く人がいて、仕事を世話したり、お見合い話を持ってきたり。
40近くなってしっかり者の奥さんがついて、いつの間にかマトモに仕事をするようになった。
今の時代、なかなかあんな破天荒には生きられない。色々緩くておおらかな時代だったかな。