園丁は答えた。「御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。」ルカによる福音書一三章八節
三年待ってまだ実のならないいちじくの木を主人は切り倒せと命じます。 しかし園丁は「今年もこのままにしておいてください」と嘆願します。 さらに手入れをし、必要なこやしを与えるから、というのです。 「今年もこのままに」。そういうとりなしの祈りの中にわたしたちは守られています。 とりなしの園丁は主イエス・キリストであることはいうまでもありません。 小島誠志著 「疲れたものに力を・聖句断想3」より