ミサコちゃんのトイレチェック

2018年12月09日 | 日記
うちの職場である施設の建物は、普通の一戸建ての家だ。

だからトイレは一つしかない。

男も女も子どもも、みんな一つのトイレを使っている。

そんな中、おてんばミサコちゃん小学3年生が用足しをした後のトイレがどうも汚い。

ウ○チの後は便座にウ○チがこびりついていたり、オシ○コの時は便座と床にこぼれ落ちていたりする。

それで私はミサコちゃんがトイレから出てきた後、トイレを見に行くことにした。

ミサコちゃんがトイレに入ると、出てくるのをドア近くで待っている。

そして出てきたら、わざと手をマイク代わりにし、片方の手は人差し指で円を描きながら、

「たかぽんの、トイレチェックターイム!」

と何かテレビ番組のように言う。

そうするとミサコちゃんも楽しそうに私についてきてトイレを見に戻る。

「皆さんこんにちは。たかぽんのトイレチェックタイムの時間がやってきました。さあ、今日もトイレを見に行きましょう。ミサコちゃんはトイレをキレイに使ったでしょうか」

手をマイクにしたまま、実況しながら見る。

キレイだと、「ミサコちゃん、今日はとてもキレイですね。合格です!」と実況を締めくくるが、汚いと、

「おぉっと!ちょっと今日はオシ○コが便座と床についていましたね。ではミサコちゃん、拭いてください」

とか言ってミサコちゃんに拭かせる。

昨日もそうだったので、便座クリーナーのシートを渡し、「さあこれで便座を拭きましょう」と言った。

ミサコちゃんが便座を拭いている時、私は床のオシ○コを拭いていた。

ミサコちゃんは、

「ちょんちょんちょん、ゴシゴシゴシ、ちょんちょんちょん、ゴシゴシゴシ」

と言いながら拭いていた。

ていうか、ん?ちょんちょんちょん?

ちょんちょんちょんて何?

私は床を拭いてる手を止めミサコちゃんを見た。

えええ!ミサコちゃんは「ちょんちょんちょん」と言いながら、シートを便器の中の水につけていた!

そしてそのシートで「ゴシゴシゴシ」と便座を拭いていた!

「ミサコちゃん、便器の中の水は汚いからつけちゃだめー」

と、焦るおばちゃん。

「え?そうなの?」

キョトンとするミサコちゃん。

ミサコちゃんのトイレチェックはまだしばらく続けなきゃならないなコリャ。


それはそうとキレイになったトイレにヒロキが入った。

私も用足しがしたくて待っていた。

そしてヒロキが出てきたのでトイレに入ったのだが、

え…

便座と床にオシ○コがタレている。


クソ男、便座上げて用を足せよ!

しかも用足しの後、ちゃんと便器の中にオシ○コをキレよ!

ホント何から何まで迷惑な男だ。