「もはや無いですね」と言われて気がついた

2018年12月02日 | 日記
昨日は若いマミさんと、身体に障害のある子ども達を1階で担当した。

身体の大きい中学生のミコちゃんのオムツを替えている時、

「ミコちゃん、けっこう脚の毛が多いんだ」

と、気がついたことを言ったら、マミさんが、

「家の人が剃ってくれないんでしょうね」

と言った。

ミコちゃんは、2階に来ているミサコちゃんのお姉ちゃん。

二人の両親は、どうもお子さん達の世話をあまりしてないんじゃないかと私たち職員は想像している。

そう思われることがたまにあった。

もちろん虐待とかそういうのではないんだけど。

まあ、それはともかく、

「え?剃る?脚の毛とか剃るもんなの?」

と、マミさんに聞いた。

「えー、スネ毛とか腕の毛とか剃りません?」

と、マミさん。

知らなかった。50年以上生きてきて、剃ったことがない!

あ、脇は剃ってるが。笑

「剃ったことないよ!マミさんは剃ってるの?」

「剃りますよぉ。まあ、ミコちゃんはまだ中学生だから剃らなくてもいいかもしれないけど」

「大人は剃るんだ…」

と、呟きながら自分のジャージのズボンをまくってスネを出すおばちゃん。

それを見てマミさんがビックリした。

「え!たかぽんさん、もはや毛が無いですね!」

本当だ!

今までまじまじと自分のスネや腕を見たことはなかったが、ここまで毛が無かったとは!

以前はもう少しはあったのに、こんなにツルツルになっていたのは気がつかなかった。

昔、妊娠した時にホルモンの関係とかでツルツルになったもんだが、産んだ後は少しずつ元に戻った。

それなのにいつの間にこんな毛無しになっていたんだ私は!

まさか、どこか悪いのではっ!


帰ってから息子にその話をした。

すると息子、

「それは毛細血管の寿命、つまりは老化現象なんだよ」

と冷静な口調で母に説明。


そうなんだ…

そういえば、高齢者施設でジイさんバアさんの入浴介助の時、ツルツルだったな。

えー、でも50代でこんなツルツルって、早くないかい?

また一つ老化現象発見で、なんかおばちゃんは悲しい。