私が2月以降、仕事にほぼ来れなくなるということを、職員達はみんな知った。
私はマミさんだけに言ってたのだが、たぶんマミさんが黙ってるわけないなと思っていた。
案の定、噂は広まっていた。
ユウさんは、「なんか…聞きました…」と寂しそうにしていたが、なんだかヒロキは嬉しそうだ。
ウザいババアが居なくなるとでも思っているのだろう。
アイさんは、昨日私と二人だけの時、
「たかぽんさんに先超されちゃった」
と言っていた。
「私も辞めようと思ってたんです。もう少しお金を稼げる所に行きたくて」
え?そうだったんだ。
「でも、たかぽんさんに続いて私までとなったら社長達困るでしょうから、もう少しは居ます。でも、冬のうちに辞めるつもりです」
アイさんは小さいお子さんを3人抱えている、まだ二十代の若いお母さん。
パートでは私の次に長い。
確かに私に続き、すぐアイさんもとなると、ここは大変だと思う。
ただでさえ、今月いっぱいで辞める看護師さんも居る。
これじゃあ立て続けになる。
すると今日はセキトリが私に言ってきた。
「私、今月で辞めようと思います。まだ上の人に言ってないんですけど」
え?
「えー、でも今月で辞めますっていうのは無理だよセキトリさん。急過ぎると思うよ」
「やっぱりそうですかね…」
「うん…」
セキトリよ、そりゃそうだよ。しかもまだ言ってないって非常識だよそれは。
ていうか、知らぬが上司達。
社長ー!副社長ー!私が辞めた後、まだ次から次と続くらしいですよー。
私はマミさんだけに言ってたのだが、たぶんマミさんが黙ってるわけないなと思っていた。
案の定、噂は広まっていた。
ユウさんは、「なんか…聞きました…」と寂しそうにしていたが、なんだかヒロキは嬉しそうだ。
ウザいババアが居なくなるとでも思っているのだろう。
アイさんは、昨日私と二人だけの時、
「たかぽんさんに先超されちゃった」
と言っていた。
「私も辞めようと思ってたんです。もう少しお金を稼げる所に行きたくて」
え?そうだったんだ。
「でも、たかぽんさんに続いて私までとなったら社長達困るでしょうから、もう少しは居ます。でも、冬のうちに辞めるつもりです」
アイさんは小さいお子さんを3人抱えている、まだ二十代の若いお母さん。
パートでは私の次に長い。
確かに私に続き、すぐアイさんもとなると、ここは大変だと思う。
ただでさえ、今月いっぱいで辞める看護師さんも居る。
これじゃあ立て続けになる。
すると今日はセキトリが私に言ってきた。
「私、今月で辞めようと思います。まだ上の人に言ってないんですけど」
え?
「えー、でも今月で辞めますっていうのは無理だよセキトリさん。急過ぎると思うよ」
「やっぱりそうですかね…」
「うん…」
セキトリよ、そりゃそうだよ。しかもまだ言ってないって非常識だよそれは。
ていうか、知らぬが上司達。
社長ー!副社長ー!私が辞めた後、まだ次から次と続くらしいですよー。