Harmony

ちょっと呟いて孤独からの脱出?

楽しかったけど、少し疲れた一昨日

2023-05-12 15:03:39 | Weblog
昨日、卵を買いたくて生協へ開店の10時に合わせて行くと、すごい行列でびっくり。
20人近くも。
それから2,3分待って開店。
急いで卵売り場へ行くと、私の2人前で完売。
お店の人が、仕入れが少ないのですみません…って頭を下げていた。

仕方ないと思っていると、
近くにいた女性が私に「家に卵はないんですか?」と聞く。
「2、3個はあるんですけど」というと、
その女性は「これどうぞ」と言って卵を差し出した。
私「いいです、いいです」と言うと、
女性は「私は家がすぐそこなのでいつでも来られますから、どうぞ」と。
「そうですか、じゃあいただきます。すみません。ありがとうございます。」と私は言って
その卵をもらったのだけど、なんだかすごく申し訳ない気がした。
だってその女性、卵が欲しいから早くに並んでいたんでしょうから。

私より若い女性。
なんて優しい人でしょう。
もしまた生協で会うことがあったらお礼を言おう。
でも顔ちゃんと覚えてないかも。
きれいな人だったと言うのは間違いないけど。



一昨日は、小学校からの友達5人とOさんの家で会った。
施設に入っているRちゃんが、もうすぐ長女さんのいる奈良の施設の方へ行くと言うので。

今は歩くことも、自分で食べることもできないRちゃん。
その様子を見ると悲しくなる。皆んなもそう。
一番活発で賢かったRちゃんだったのに…。

それでも話しかけると返答してくれて、時間が経つほどにちゃんとお話しするようになり、
私たちが忘れているようなことをしっかり話してくれる。

高校ではクラスも一緒だった私。
修学旅行で、奈良に泊まった夜に起きたある出来事の記憶が曖昧だったので、Rちゃんに聞くと、
その経緯をちゃんと教えてくれ、旅館名や近くの池の名前など、いろいろ教えてくれた。
私の全く忘れていることを話してくれ、もうみんなびっくり。
頭はちゃんとしっかりしている。

ずっと施設にいたから、しゃべることもあまり無いのでしょう。
でもみんなで話しているうちに、きっとだんだん話せるようになったのかもしれない。
食事の生ずしやデザートや色々、口に運んであげるとちゃんと食べてくれた。

そんなんで3時間近く。
やはり疲れてしまったよう。
少しベッドで横になってもらい、その後Nちゃんの車に乗り帰った。

車の乗り降りはかなり大変だった。
抱きかかえたり足を持ったりと、みんなでやっと。
慣れていればもう少し上手にできるのでしょうけど。
でもなんとか何事もなく施設へ届けられたようで、一安心。

私たち、今度奈良へ会いに行くねとRちゃんに言った。
それを実現できるよう、皆んなずっと元気でいなくちゃねと言いあって。

数十年前のことから今までを振り返ったようなそんな日。
ずっと仲良くしてくれている皆んなにありがとう。



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