京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

平野の家 わざ 永々棟のひなまつり

2019年03月27日 22時39分03秒 | 日記
3月23日の三嶋亭での昼食会のあと、京都仲間のおふたりと北野天満宮と平野神社の間にある永々棟(えいえいとう)のひなまつりを見学しました。









門を入ると立派な数寄屋建築が、、、二階に目を移すとステンドグラスが、、、興味津々で受付を済ませ二階へと進みます。西側のステンドグラスの部屋はサンルームで、吹抜になっています。西に白虎、南に朱雀がデザインされています。また、踊場の北側には玄武が、東側に流れる紙屋川を青龍に見立て四神を表現されています。

十畳間と十二畳間には江戸時代から現代までの雛人形が展示されています。

建物の中は撮影禁止ですのでHPやパンフレットから転載しています。







一階の土間にはグランドピアノが置かれ音楽会も開催されるそうです。庭に面した部屋には「京の伝統産業わかば会」に所属する若手職人の方の作品が展示販売されていました。

雛人形を見学した後、小間の茶室で呈茶を頂きました。菓子は京都でひなまつりのときに頂く「引千切(ひちぎり)」です。



正客の席だったのでお決まりの茶道具の事をお聞きしましたが茶道部の学生さんだったのでカンペを見ながら答えられていて、それがまた、アットホームな雰囲気で微笑ましくもあり楽しかったです。
5名の茶席だったのでひとりずつお点前をして下さいました。
楽しい茶席でした。

永々棟のひなまつりの見学を終えて、お仲間のおひとりがお茶席のお菓子を買う為に北大路新町にある「紫野 源水」に立ち寄りました。







京都本を多数出されている柏井 壽さんが"京都のほんまもん"の和菓子店として度々紹介されているので知っていましたが来たのは初めてでした。



フッダーを見ると2006年3月の日付が、、、僕が京都にハマっていった頃の記事です。

ショーケースの上に試食のお菓子があり頂いてみると口の中でとろける食感ときな粉の味がなんとも言えず気に入り、ひとつ買い求めました。「黒州浜」と言うお菓子です。

今日もいい京都を楽しみました。