京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

子安地蔵寺(和歌山県橋本市・関西花の寺二十四番霊場)

2020年05月01日 08時45分00秒 | 日記
 和歌山県橋本市にある子安地蔵寺は、天平9年(737)に行基菩薩により建立されたとされ、ご本尊の地蔵菩薩も行基の手によると伝わります。





 昨年に京都市右京区花園にある法金剛院で"関西花の寺二十五ヶ所霊場"の御朱印帳に当たる"心華帖(しんげちょう)"を購入し、少しずつ巡礼するようになりました。









ご覧の様に、有名な藤の花のみならず躑躅やアヤメ科の中で最も早く咲く一初、石楠花も綺麗で"花の寺"に相応しい雰囲気です。

紀州徳川家とも縁が深く、織田信長の高野攻めの際に兵火にあい伽藍を焼失していましたが初代頼宣の援助により復興され、以降、紀州徳川家の安産祈願の寺とされました。








藤の花は房の上部から下部に向かって順番に咲いて行き、下部の花が見頃になる頃には上部の花は散り始めます。
全体に花にボリューム感があり"満開"だと思っていても房の上部の方は散っている事が多い花です。
ホントの"満開"にはなかなか出会わないですね。





次に奈良県五條市にあり"関西花の寺二十三番霊場"金剛寺へと向かいます。