京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

毘沙門堂の桜

2021年04月08日 09時10分00秒 | 日記
 毘沙門堂は天台宗五箇室門跡寺院のひとつで高い寺格ある寺院です。





桜は既に"散りはじめ"の状態でしたが他にも見所多い寺院です。

仁王門を入り本殿にお詣りします。ご本尊さまは寺名の通り毘沙門天です。
ご本尊さまは秘仏で伝教大師最澄が比叡山根本中堂のご本尊さま薬師如来の余材をもって刻まれたと伝えられます。







門跡寺院特有の建物"宸殿"は後西天皇の旧殿を移築したものです。





内部の障壁画は狩野益信の筆によります。







宸殿前には樹齢百年を越える枝垂れ桜がありますが"見頃すぎ"でした。



円山応挙が狩野益信の絵を学び毘沙門堂で描いた鯉図です。
見る人に鯉がついて来るように見えます。







宸殿裏裏には庭園"晩翠園"があります。
秋には紅葉の美しい庭園です。





弁才天をお祀りしている"高台弁才天"です。
秀吉公の母大政所が大阪城にお祀りしていた弁才天さまです。
お堂の扉が開いていて初めて対面でお詣りできました。
彩色、姿かたちも美しい弁才天さまでした。
(頂いたパンフレットで"弁才天"と表記されていますので、そのまま"才"の文字を使っています。)



カラフルな御朱印が増えて来ましたね。

室内の写真は毘沙門堂HPから転載させて頂きました。