京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

秋の京博茶会(京都国立博物館 茶室「堪庵」)

2022年11月08日 08時39分00秒 | 日記
 11月5日は京都国立博物館東側にある茶室で行われた「京博茶会」に参加しました。











コロナの影響で「京博茶会」も久しぶりの開催です。
この日は二席目を予約していました。







茶室「堪庵」は昭和33年(1958)に上田堪一郎氏から京博に寄贈された茶室です。

日本建築の伝統である数寄屋造りで母屋は八畳の書院座敷を中心に正面には広縁、左脇に玄関、裏には水屋があります。

また、母屋右側には三畳の小間「堪庵」があり大徳寺真珠庵「庭玉軒」を写した茶室です。









床間のお軸は千利休400年忌に三千家のお家元がそれぞれ一字づつ書かれた「喫茶去」です。







10名の大寄せの茶会ですのでお手前をされるのは正客、次客さんのみで後は点出です。

お菓子は"老松"さんの上用饅頭で京博のマスコットキャラクター"トラりん"の焼印が入っています。

点出でも次にどんか茶碗が出されるのか?楽しみで待つ時間も楽しみのひとつです。









最後に茶道具を拝見します。
写真も許可して頂きましたので掲載します。







室内の設え、茶道具の数々、、、
いい茶会でした。

京博の特別展「茶の湯」で期間限定で展示されている作品を鑑賞し、次に大徳寺へと向かいます。