京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

食堂デイズ 夜の洋風居酒屋

2022年11月16日 09時28分00秒 | 日記
 11月6日は最近"お気に入りの店"で清水正さんがオーナーシェフをされている「食堂デイズ」へ。

京都でよくご一緒するKさんとふたりで18時に予約していました。



場所は四条河原町を少し下がった東側にあります。

昼はハッシュドビーフソースが美味しいオムライスやデイズ特製炭火焼きハンバーグ定食がメインで若者でいつも賑わっています。

カウンター4席に4人がけテーブルが5つと規模は小さいですが、料理の実力はなかなかの物があります。





夜の営業は一転、「洋風居酒屋」に変身します。

その日の仕入れでメニューが変わりますが、壁に掛けられた黒板に"本日のメニュー"が書かれています。

① 前菜

かつおとブリのカルパッチョ



戻り鰹と今から旬を迎える鰤とのカルパッチョです。
ふたりなのでそれぞれをシェア出来るのがいいですね。

薬味もたっぷりでジュレのソースと共に頂くと初秋の味覚と一足早い冬の食材とが同時に頂ける一品です。

② 牡蠣ミキュイ 北海道仙法鳳凰趾(せんぽうし)産





これは美味いです。
初めて岩牡蠣を食べた時の感動を超える美味さです。

なんと言っても肉厚でクリーミーでまさに"牡蠣を喰らっている"感覚です。

牡蠣の旨味を生かす為に海水のジュレが添えられています。

③ 甘海老とカニクリームコロッケデイズ風





夜の「洋風居酒屋」では定番ですが、毎回注文してしまう蟹尽くしのコロッケです。

形は俵型ではなく春巻を平たくした様な感じです。
コロッケの上にはこれでもか?と蟹肉がたっぷり、蟹みそまで載っています。

コロッケの中にも蟹肉がたっぷりと入り、ハッシュドビーフソースと一緒に頂くと"美味い"の一言に尽きます。

④ 牡蠣フライ



大粒の牡蠣フライでひとつは自家製タルタルソースで、もうひとつは中濃ソースで頂きました。

さすがにプロの揚げ具合ですね。
中がジューシーで牡蠣の旨みをたっぷりと堪能できます。

家で揚げると小さな牡蠣が更に小さくなりジューシーさが無くなってしまいます。

⑤ タンシチュー



厚さ2cm近くあるタンシチューですが、箸で切れるくらいに柔らかく煮込まれています。

半分はそのままで、もう半分は半熟たまごを載せて頂きました。

タンの旨み、ソースの旨みといいメインに相応しい一品です。
こちらもオーダーする定番になりそうです。

⑥ スペアリブ炭焼







こちらも必ずオーダーする僕の中での定番です。
肉の旨みだけがダイレクトに伝わり、脂感を感じないのが不思議です。

⑦ 安納芋バター


最後のデザート?です。

季節によって使われる芋の品種が変わります。
この日は"安納芋"、、、

じゃがバターは普通の居酒屋のメニューにありますが"さつまいも"をバターと蜂蜜仕立てにするのが清水さんのセンスですねー。

小さい頃にリヤカーで売り歩いていた"焼き芋屋さん"で食べたさつまいもの焼き芋の美味さ、、、つい思い出してしまいます。








高台寺・圓徳院の夜間拝観

2022年11月16日 06時49分00秒 | 日記
 11月6日、山科にある安祥寺を拝観後、北政所ねねさまゆかりの高台寺と圓徳院を訪ねました。

先ずは圓徳院からです。

何度か記事にしていますが参道の石蕗が満開です。





方丈南庭は明治時代の庭園研究家・森蘊(おさむ)氏による作庭です。
余り知られていない方ですが法金剛院の「青女に滝」や「平城宮庭園」の発掘・復元など多大な功績を残された方です。

作庭から100余年経過しているのですっかりと南庭として馴染んだ感があります。

一方の北庭は秀吉時代の伏見城化粧御殿の庭園をそっくり移築したものです。

作庭は小堀遠州と言われ、桃山時代特有の巨石を用いたダイナミックな庭園です。

しかし、関ヶ原の戦いの前哨戦で火を浴びている為、石自体は非常にもろくなっているそうです。





次に高台寺に向かいます。









高台寺の紅葉も始まり陽当たりのいい場所にあるもみじが色づき始めています。

17時を過ぎると陽も落ち高台寺ですっかり有名になったライトアップが始まります。





毎回、仏教に関するテーマを決めて方丈南庭をスクリーンにプロジェクションマッピングが上映されます。







京都で一番早く夜間拝観を実施されたのが高台寺です。

2024年には、ねねさまの400年大遠忌を迎え、境内では小方丈の再建工事が行われています。







おふたりがこのプロジェクションマッピングを見られたらどのように思われるのでしょうか?

今夜は京都で夕食です。