京都つれづれなるままに

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仁和寺 経蔵・五重塔 京の冬の旅⑦

2025年01月25日 07時47分00秒 | 日記
 1月19日は、京博で「芸舞妓 春の舞」を鑑賞後、"京の冬の旅"で通常非公開の経蔵と五重塔内部が特別公開されている仁和寺を拝観しました。

なお、お堂内の写真は京都市観光協会HPの写真からお借りしました。









経蔵は何度か拝観していますが、仁和寺では滅多に公開がないお堂のひとつです。






特別公開の経蔵(重文)は「天海版一切経(てんかいばんいっさいきょう)」を納めるお堂で、滅多に公開されない為に八角形の回転式輪蔵(りんぞう)や描かれた壁画の細部まで往時の鮮やかな色彩をとどめています。



お堂のご本尊は釈迦如来で脇侍に文殊菩薩と普賢菩薩、その前方にお釈迦様の弟子の優波離・大迦葉・阿難陀がお祀りされています。





次に五重塔を拝観します。
五重塔は、江戸時代寛永21年(1644年)の建立。
塔身32.7m、総高36.18m。
東寺の五重塔と同様に、上層から下層にかけて各層の幅にあまり差が見られない姿が特徴的です。
建築技術の向上が見られます。



初重西側には、大日如来を示す梵字の額が懸けられています。

残念ながら外からの拝観でしたが、仁和寺の五重塔内部は初めてだったので、内部の色彩や各方角にお祀りされている五仏に感動しました。











塔内部には大日如来、その周りに無量寿如来など胎蔵界の五仏が安置されています。

中央に心柱、その心柱を囲むように四本の天柱が塔を支え、その柱や壁面には弘法大師や恵果阿闍梨など真言八祖や仏画をはじめ、菊花文様などが細部にまで描かれています。



金堂(国宝)前の納経所で金堂ご本尊阿弥陀如来さまの御朱印を授与して頂き、次に"京の冬の旅"で仏殿と西の庭とが特別公開されている龍安寺へと向かいます。



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