京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

建仁寺塔頭両足院 半夏生の庭

2018年06月11日 20時38分39秒 | 日記
今日6月10日の午前中は建仁寺塔頭両足院を訪れました。ちょうどこの時期、庭園の池の周りの半夏生の葉が白くなりまるで白い花が咲いているようです。







毘沙門天堂の奥の受付で拝観料600円を治め本堂へ。庭園は下流の藪内家の作庭で池泉廻遊式庭園です。北側に茶室が二つありそのひとつは如庵のうつしで、茶室に向かうための飛石が打たれています。次に書院から眺めます。奥から眺めると額縁庭園になります。







半夏生はドクダミ科の植物でこの時期に開花するのですが花が小さくて昆虫類が集まらずに受粉がうまく出来ません。そこで花の近くの葉を白くして昆虫類を集め受粉させるようになったと考えられています。受粉が済むと葉は元の色に戻ります。





また、半夏生はその姿かたちから半化粧とも書くようです。



こちら両足院の毘沙門天堂のご本尊の毘沙門天は黒田長政の念持仏と伝わり長政が関ケ原の戦いの際に甲冑の中に忍ばせて戦い、見事、勝利したまさしく勝運の仏様です。以前、ご開帳の際に拝見しましたが小さくて全く見えませんでした。
それ以来、単眼鏡を持ち歩くようになりました。

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