京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

真如堂の沙羅双樹の花(夏椿)

2018年06月17日 16時06分39秒 | 日記
今日、6月16日午前中は真如堂(真正極楽寺)を訪ねました。市バスを岡崎道で降り、まずは金戒光明寺に向かいます。ご存知、幕末期に会津藩が本陣を置いたお寺で黒谷さんの上にまるで城郭のように高い石垣の上に伽藍を構えています。







国指定有形文化財の本堂を西に折れ、金戒光明寺の北門を出ると右手に真如堂の朱色の山門が見えてきます。参道を上がるて右手に三重塔が見えてきます。春の新緑、秋の紅葉と抜群のロケーションで僕のお気に入りの撮影スポットでもあります。さらに進むと本堂があります。本堂に向かって右には菩提樹の木がありますが残念ながら花の時期は過ぎていました。お釈迦さまがこの木の下で悟りをお開きになったことで仏教では沙羅双樹とともに大切な木です。さらに左には先ほどの沙羅双樹の木があり、ちょうど咲き始めでした。お釈迦さまはこの木の下で亡くられておりよく"涅槃図"に描かれています。花は時期を過ぎると花ごと落花し平家物語でこの世の無常を象徴する花として語られています。しかし、本物の沙羅双樹は日本の気候では育たないので夏椿が代わりをしています。













また、本堂の裏手には近年に紫陽花苑が作られており背丈がだいぶんと伸び立派な花が咲き誇っていました。なまこ壁や遠くは大文字山や比叡山をバックに京都らしい風景です。









急いで次の目的地の京都府庁旧議場へと向かいました。(毎月土曜日の一日にこちらで京都に関するいろいろなテーマを専門家の方が約一時間半、講演をされます。今回は"明治の大事業 琵琶湖疎水建設"です。)

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