水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

室内水耕栽培30 (H24.10.18~11.07)

2012年11月06日 | 室内水耕栽培
<金町小かぶを収穫>
11月7日 育てている金町小かぶをすべて収獲する。9月10日に種まきしていますのですでに2か月近くたっていますがまだ小さいかぶらが多い。一方同じ苗ですが屋上で育て今日収穫した蕪(下右)はかなり大きく成長していますので根菜類の室内栽培は課題が多い。
 

<イチゴの様子>
11月6日 イチゴの様子ですが特に変化はありません。


<シイタケ原木をレタス工房に>
11月6日 原木を1日浸水させたのでレタス工房の端に立てかけておきました。コモがないので裸の状態です。(コモの代わりになる吸水性・通気性のある厚手の生地でも探してみます)室内は温度19.7度、湿度76%なので環境としては十分ではないかと思います。後は果報は寝てまでです。
 
ホームセンター「コーナン」に立ち寄ると藁のコモを売っていたので購入(1枚480円)、早速霧を吹いて原木に巻きつける。
 

<レタスの様子>
11月5日 4回目のレタスですがリーフレタスは収穫できる100gに成長しましたがはやり今までと同じで平面的に広がったリーフレタスになっています。これは蛍光灯の光度不足からくる徒長なのかもしれないので次回はLEDで育てて比較してみるつもり。
 
玉レタスは200gに育っていますが中を割ってみるとまだ結球には程遠り状態で300g以上に育てる必要があります。
 

<椎茸の植菌済原木購入>
11月4日 ログハウスからの帰り、ホームセンター「コメリ」で椎茸の原木(森産業しいたけの成る木)を5本購入。5本で6000円。添付のマニュアルによると椎茸原木を1日水に浸したあと乾燥しないようにコモネットなどで囲んでいると1か月以内に発芽生育して収穫できるとのこと。栽培環境は温度10-20度、湿度75%とあるのでレタス工房の中が丁度良い環境なのでその中で育てようと思います。浸水操作→発芽→育成→収穫の後1か月ほど休養させるとまた同じサイクルで栽培を続けれるとのことです。結果が楽しみです。
水に浸す水槽がないのでゴミ箱で代用。


<レタスの種まき>
11月1日 第5回目のレタスの種まきを行う。タキイのリーフレタス「マザーレッド」と「マザーグリーン」、玉レタスの「スターレイ」です。

<ケールの比較>
11月1日 同じ苗を室内(メタルハライドランプ使用)と屋上で栽培したケールの比較です。屋上のケールは毎日ジュースにしていただいておりますが室内栽培のケールはまだ収穫できる大きさには成長していません。
 

<ミニ人参ピッコロ>
11月1日 二十日大根同様9月10日に種まきして50日になるミニ人参ですがまだ写真のような状態でようやく人参らしき姿になり始めました。人参は成長が遅いので恐らく収穫までにはまだ30日以上かかるでしょうから人参の室内栽培はコスト面から判断して断念すべきでしょう。二十日大根の方は育て方によっては35日位で収穫できる可能性もありますので再度挑戦してみようと思っています。栽培方法はNFT方式です。
 
一番大きく育っている人参でもこんなものですから。


<五十日大根?>
10月31日 最後の二十日大根を収穫する。9月10日に種まきしているので50日になります。これで播種した大根はすべて収獲したことになりますが恐らく日にちが経っているのでかなり固くなっているのではないかと思われます。二十日大根はサラダなどにしますのでみずみずしさと柔らかさが必要です。そしてできれば二十日でなくても三十日位に収穫したいものです。


<大阪シロ菜を定植>
10月30日 先日種まきした大阪しろ菜とホウレン草が発芽してきたので定植する。大阪シロ菜は1昨年の種でしたのでやはり発芽率が良くない。種は毎年要る分だけを購入する方がいいのですがついつい多く買って残してしまいます。

<イチゴ「女峰」を定植>
10月29日 注文していたイチゴの苗が到着したので早速培養土を水洗いして完全に落とした後ネットポットにいれて定植しました。これで「紅ほっぺ」と合わせて6株を植え付けましたがうまく育ってくれるといいのですが。当面はLEDで育てそのあとはメタルハライドで育てて行く予定。
 

<リーフレタスの形状>
10月29日 先月24日に種まきして1か月以上たちぼちぼち収穫出来そうな大きさになってきています。ただ最近気になっているのはリーフレタスの形状で植物工場で栽培され市販されているリーフレタスをみてもいかにも葉物野菜というか平面的でボリューム感に欠けています。ところが例えばタキイ種苗のカタログ写真(下左写真)を見るとリーフレタスは結構球状に育っていてボリューム感があります。右の収獲したリーフレタスは収獲には少し早いとはいえ同じリーフレタスには見えません。
 
サラダ菜にしてもリーフレタスにしても私が育てているのは100g前後で収穫しているのですがどうみてもボリューム感に欠けています。やはり蛍光灯なので徒長しているのでしょうか。どうすればメーカー写真のようなボリューム感のあるレタスに育て上げることができるのかこれも今後の研究課題です。
 
玉レタスについては今回は定植スペースを広くとったので以前よりもうまく結球してくれるのではないかと期待しています。


<なっぱ工房>
10月29日 新しく作った栽培室は「なっぱ工房」と命名。葉物野菜を中心に栽培するので適当な名前かと思います。今の所ほうれん草とミズナおよび春菊などを育てています。
  

<金町小かぶの比較>
10月26日 同じ日に同じ苗を定植しているのですが室内と屋上ではかくも成長が違っています。何といっても太陽光の威力は素晴らしいとしか言いようがありません。
 
屋上のかぶらは収穫できる大きさに育っています。


<イチゴ「紅ほっぺ」を移植>
10月26日 屋上では冬場の管理ができないのでないかと思いイチゴ「紅ほっぺ」3株を室内に移植しました。初めてですのでうまくできるか自信はありませんがとりあえずLEDライトで育ててみようと思います。うまく年内に収穫できればいいのですが。マニュアルなどを読んでみると温度管理と養液管理がポイントのようでとりわけEC値は0.5~0.8で管理する必要があるのでイチゴ単独で育てることに。養液の点滴はエアポンプ用の分岐を使用して直接ポットに注ぐようにしました。また回数は2時間に15分を1日8回と設定しています。酸素吸収量が多いとのことなのでエアポンプとストンを養液に設置して溶存酸素量を増やすようにしています。この状態でしばらく様子を見ることにします。サカタにイチゴ「女峰」を3株追加注文しましたので入荷すれば横に定植し今年は6株で収穫できるか試してみます。
 

<モロヘイヤとケール>
10月25日 先月の26日29日に種まきしたモロヘイヤとケールの様子です。モロヘイヤはまだ種まき後1か月ですから完全に成長するにはまだまだ日数が要りますが室温が少し低くなり始めていますので夏野菜のモロヘイヤがうまく成長してくれるか心配です。とりあえず数枚収穫していただくことに。ケールはジュースにするにはまだまだ日数がかかります。
 

モロヘイヤはお浸しにして夕食にいただく。


<省エネクーラー>
10月25日 設置後1日たっての電気消費量を見ると24時間で1.6kwhで電気代にして35円、これなら1か月1000円程度で収まりそうです。21度設定ですが室温は19.8℃を示しています。レタス工房で使っているのは中古品クーラーですが今回設置したクーラーはシャープの新製品なので省エネ技術が1,2年で格段に進歩しているのか広さは倍以上なのに消費電力は半分になっていますから電気代が気になるときだけに有難いことです。


<二十日大根収穫>
10月24日 9月10日に播種して40日余りにもなりかなり大きく成長してもはや二十日大根と呼べないほどの物もありますがとりあえず残りの内半分ほどを収穫する。金町小かぶはまだ収穫できる状態にはなっていない。やはり室内での根菜類の栽培は例え二十日大根や小かぶのようなものでも時間がかかりすぎて電気代がかさみます。


収穫した二十日大根「アイシクル」は大根部分は輪切りにして鯖と一緒に味噌煮にしてもらい、葉はお浸しにして胡麻和えにしてもらって夕食でいただく。
 

<野菜工房にクーラー設置>
10月24日 待望のクーラーが設置されました。室温20℃に設定。これで野菜の栽培が可能になりました。クーラーを入れて2時間もすれば室温は30℃から一気に21度へ。改めてクーラーの威力のすごさを感じる。とりあえずエコワットも取り付け消費電力を測定することに。


<電力消費量>
10月22日 レタス工房に空調機を7月23日に取り付けて今日で3か月余り91日になります。9月11日に調べた時は50日で187KWで1日当り3.74KWでしたが今日エコワットの累計をみると2184時間で消費電力は285KWになっています。91日で285KWですから1日当り3.13KWに減少しています。月額にすると2000円強です。恐らく通年で計算すると月2000円を下回るのではないかと思いますがそれでも空調に月2000円。償却費を含むと2500円、80株育てて1株当たり30円強です。来年は関電が家庭向け1割、事業所向け2割の値上げを打ち出していますので電気代がかさむこと必至です。

<蛍光灯の発熱量>
10月21日 新しく作った水耕栽培室にはまだクーラーが取り付けられていませんが発芽してきたほうれん草とミズナを定植して蛍光灯を点灯させたところ4時間足らずで室温が24度から31度に上昇しました。これでは野菜の栽培環境としては高温すぎるので徒長原因になってしまいますが24日にクーラーを取り付けるのでそれまでの間だけと思っていますがそれでも蛍光灯の発熱量は思った以上に大きいようです。ですから冬場でも植物工場では冷房が必要です。現在栽培室の中には40W2灯式が8台点灯しています。東芝ライテックの資料(照明の熱計算)によると40W2灯用蛍光灯の照明熱は73.1kcal/hですので8台を4時間照射すれば73.1×8×4=2339kcalになります。この熱が部屋の温度を上昇させています。栽培室の大きさは13.8㎥、1㎥の空気を1℃上げるに必要な熱量は0.24kcal/kg℃×1.2kg/㎥=0.288kcal、放出される熱は設置器材・壁面・養液および空気のすべてを暖めますので何%が空気を暖めるのに使われるか分かりませんので正しい計算はできませんがいずれにしろ蛍光灯から放出される熱はかなりのもので空調を設置しないと蛍光灯の表面温度近くまで温度が上昇していくということになりそうです。・・・・・勉強しなおして後日記載することにします。

<レタスは株間を広げて定植>
10月19日 第4回目のレタスは思い切って株間を広げて定植しなおしました。パネルに従来は18株定植していましたが今回は12株にして株間を20~25㎝位に広げました。この状態なら結球レタスに育ってくれると思うのです。通常の土耕栽培なら30㎝位の株間で植えているようですからそれに比べるとこれでもまだまだ詰めすぎかもしれませんが。
  


<二十日大根・金町小かぶなど>
10月19日 9月10日に種まきした二十日大根・金町小かぶ・ミニ人参ですがまだ完全に育ちきっていません。特に人参はまだまだという状態です。光源をメタルハライドに変えましたがさほど変化はありません。





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