水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

キャベツの水耕栽培 H25年

2013年11月22日 | 屋外水耕栽培
本年度のブログからキャベツ栽培に関する部分を抜粋してまとめました。

<遮光ネットを張る>
7月9日 焼肉用レタス「チマサンチ」とキャベツ用のトロ舟を清掃し遮光ネットをかけてそれぞれの苗を定植する。
(何時種まきしたが記録がないがこの定植の記録から判断して6月下旬に1回目の種蒔きを実施か)


<秋向けに播種>
7月17日 秋向けにキャベツ・ゴボウ・ブロッコリー・ハイクロッブ・九条ネギ・人参Dr.カロチンの種を播く。キャベツと九条ネギは2度目の播種ですでに1回目は屋上に定植しています。

<1回目のキャベツは今の所順調です>
7月24日 1回目のキャベツです。今の所順調に育っています。


<2回目のキャベツ定植>
7月29日 7月17日に播種した2回目のキャベツ24株を定植しました。
 
1回目のキャベツの様子です。


<キャベツの様子>
8月13日 昨年のブログを読むと9月に入りキャベツに害虫がついて苦労しておりましたが今年は今の所第1回・第2回目のキャベツもともに順調に育っていてまだ害虫の被害は出ていませんが今後も油断禁物で害虫対策と猛暑対策が肝心です。1回目と2回目のキャベツの様子です。
 

<キャベツはゆでだこ状態>
8月20日 夕方水やりに上がった際にキャベツの養液温度を計ると6時半で35.3度と異常なほど高温です。実際水道水もかなり高温状態ですからトロ舟の養液は太陽に熱せられて昼間は40度以上に上がっているかもしれません。朝から晩までお風呂に浸かっているようなものでキャベツもゆでだこ状態です。キャベツそのものは外見からの判断ですが順調に育っているように見えていたので安心していましたが定植板をめくってみると根が茶色く枯れかけ状態になっています。これではいずれ枯れてしまいそうです。暑さ以外に原因は考えられないので対処の方法がありませんが秋冬野菜の第一陣からトラブルの発生です。折角ここまで育っているのに残念ですが涼しくなるのを待って再度植えなおすしか方法はないでしょうね。

外見は1回目も2回目のキャベツも問題なさそうに見えていたのですが
 
温度を測ると35.3度、根をのぞいてみると茶色くなっている。
 

*キャベツも根腐病か:
根の状態を見ると養液の高温化と溶存酸素不足から根腐れ病に罹っているのかもしれません。循環タンクにはオクトクロス1/3枚を入れて予防はしているのですが高温で対処しきれなくなっているのかも。暫く様子を見て枯れていくようであれば全部撤去して植えなおしです。

8月21日 第1回目のキャベツは全量撤去。使えるところは野菜ジュースに使用することに。2回目もしばらく様子を見てから撤去か。
 
8月22日 残っていたキャベツの種(サカタの藍天)を播く。これは3度目の播種です。

<定植の準備>
8月30日 秋野菜の定植の準備をするためトロ舟の清掃を行い、大根「三太郎」とキャベツ「藍天」を定植する。
まだ気温が高いのですんなりと定着してくれるか心配ですが。
 

<元気になったキャベツ>
9月2日 元気を取り戻したキャベツですが少し詰め過ぎですので大きく育てるには再移植が必要です。根は完全に白色になってきています。
 

<キャベツの様子>
9月20日 2回目と3回目のキャベツの様子です。いずれも30株ほど育てていますが2回目はかなり大きくなり後は結球を待つのみです。
 

9月23日
2回目と3回目の「キャベツ」の様子です。やや込みすぎているのでうまく結球してくれるかどうか心配です。
 

9月30日
「キャベツ」は結球しかけているのもあるがどう見ても詰まり過ぎです。間引きの必要があります。
 

<白菜・キャベツの間引き>
10月4日 2回目のキャベツおよび白菜は可なり密集してきておりますので結球させるためにも少し空間的なゆとりが必要かと思われるので定植板1枚に最大で6株程度になるよう間引きを行う。

<少し早いがキャベツを収穫>
10月14日 少し早いですが青汁ジュース用のハイクロップがなくなったのでキャベツを収穫して外葉をジュースに使用することにしました。
 

<キャベツの収穫と焼きそば>
10月20日 先日収穫したキャベツを使った焼きそばを昼食にいただく。改めてキャベツを1株収穫。
 
夕食に豚肉と一緒に炒めてもらっていただきました。


<キャベツの様子と収穫>
10月30日 7月17日に播種した第2回目のキャベツは100日が経過しほとんどが結球しておりますがまだ少し小さいのもあるので大きなものから順次収穫しています。3回目のキャベツもようやく結球し始めました。
 
根元を見ると茎が定植板の穴にすっきりと収まらず上に伸びて来ているのが気になります。根は少し少なめですが病気もなく順調に伸びています。
 
本日収穫したキャベツ。


<キャベツを収穫>
11月4日 本日もキャベツを3個収穫する。2回目分ではまだ10個ほど残っていますがこのキャベツは7月17日に播種したもので播種後90日~120日での収穫になります。重さを測ると1.1㎏~1.5㎏で少し小さいですがまずまずです。カタログ記載重量は1.5㎏となっています。


<3回目のキャベツは大丈夫>
11月14日 3回目のキャベツは結球し始めていますがこのところの寒さで順調に育ってくれるかどうか心配です。


<本日の収獲>
11月18日 大根・人参・白菜・かぶら・キャベツを収穫。ご近所にお配りする。白菜ははやり2㎏程度で大きくならない。本日収穫したキャベツは3回目に播種したキャベツの最初の収穫です。



<今年の反省>
今年はまずまずうまく育てることができたといえます。1回目のキャベツが暑さで枯れましたがこれは少し種まきの時期が早すぎたためですので来年以降は7月中旬以降の播種で十分間に合うと思われます。
定植板に5株乃至6株定植しておりますがこれでもどちらかというと詰め過ぎ状態になっています。栽培方法では定植板の穴の大きさでは少し小さすぎる感じですのでキャベツ用としてもう少し穴の大きな定植板を準備する必要があるかもしれません。

ゴボウの水耕栽培 H25年

2013年11月22日 | 屋外水耕栽培
<ゴボウ用栽培床を作成>
9月7日 ゴボウを定植する栽培ベッドを作成する。ベランダストッカーを2台上下に並べ下に水中ポンプを設置し養液を上のストッカーに移した後サイフォンで下の栽培ベッドに流せるようにしています。上下のストッカーで同じ時間で養液が上下するように少し工夫が要りそうです。ゴボウはひとまず通常の栽培ベッドに定植してある程度大きくなってからこちらへ移植する予定。
 

<同じく気になるゴボウの根>
9月20日 先日移植したゴボウの根も気になっています。やはり根が黒くなって腐っています。ただ先の方から白い新しい根が育ってきているのが救いです。これもしばらく様子を見るしかありません。それにしてもゴボウのようにすっきり伸びているようには見えません。
 


9月23日
「ゴボウ」ですが葉の枯れているのもありうまく育つかどうか心配です。


10月7日
ゴボウも葉が良く茂ってきましたが青虫を1匹発見退治するもやはりネットが必要。ゴボウ自身はまだ大きくなっていない。
  
 

<ゴボウにも防虫ネット>
10月8日 ゴボウには青虫だけではなく葉の裏にも害虫が産卵していたので完全に水洗いの後防虫ネットを張って害虫の侵入を阻止する。


<ゴボウの葉は大きく成長 ゴボウは?>
10月30日 ゴボウの葉はかなり大きく成長していてかなり密集状態になってきています。果たしてゴボウ自体は?
 
定植板を上げて中をのぞくと最初のゴボウは可なり裂根状態でぐじゃぐじゃですし、2回目のゴボウはまだ大きくなっていません。
 

<ゴボウにも害虫>
11月12日 ゴボウの葉がかなり食害にあっているのでネットを外して調べると夜盗虫を発見。ネットを張っていてもなかなか防げません。
 
肝心のゴボウの様子ですが相変わらず裂根状態です。後からのゴボウは肝心のゴボウがまだできていません。
 

<ゴボウは相変わらず裂根状態>
11月23日 ゴボウには大きな変化がありません。ゴボウ自体は相変わらず裂根状態です。葉は大きくしっかり育っているのですが現在使用しているベランダストッカーでは浅すぎるのかもしれません。1m以上の深さがないと養液が減った時に根が底に当たってまっすぐ伸びられないのかもしれないからです。