<噴霧器とダニ太郎>
6月5日 電池式の噴霧器とダニ太郎が届いたので早速噴霧する。ただ本日はかなりの強風でしたので噴霧効果があるかどうか分かりません。
<なすび・きゅうりが病気か>
6月5日 やはりなすびが萎れています。アオコの発生が原因かそれとも根腐れ病かというところ。とりあえず弱っている根を水洗いしました。きゅうりもやはり2本萎れているので昨日と合わせ3本撤去する。これらは初期の根腐れ病かと思われる。オクトクロスを入れているのですが保冷箱に昨年同様最近がしみ込んでいるのかもしれません。
<アブラムシでなくハダニ>
6月4日 アブラムシと思っておりましたが拡大鏡で見るとハダニでした。ミニ白菜から始めってブロッコリ・なすび・ピーマン・しし唐に蔓延しています。退治法を調べると「水に弱いため、定期的に葉裏に散水して寄生数を減らすことはできますが、室内や雨の当らない軒下などの植物は被害の進行が速いので特に注意が必要です。ハダニの専門薬で退治します」とありましたので先日ブロッコリーを洗浄したのは正解でした。ピーマン・しし唐もとりあえずジェットノズルで洗い流しましたがトロ舟が白くなるほどの蔓延しておりました。完全に洗い落とすことは難しいかもしれないのでハダニ専門薬「ダニ太郎」を発注する。写真は拡大鏡で見た葉の表面にいるハダニ。
水洗いした後でも葉の裏に残っているハダニ
<キュウリにつる割病か>
6月3日 どうもキュウリにつる割病が発生したのか昨日1本がしおれ本日も別の1本がしおれかけています。とりあえずオクトクロスの小片を浸しておく。また葉に黄色の斑点ができているのでこれは斑点細菌病か。キュウリは毎年のことながら病気に悩まされます。
<ゴボウと人参>
6月3日 ゴボウと人参は順調に育っているように思えます。
<アブラムシのついたブロッコリー>
6月3日 アブラムシに食われているブロッコリーですが昨日水洗いして落とした後薬を塗布する。隣の万願寺唐辛子にも移っている様子。今年はミニ白菜にアブラムシがわいたのを放置したためにいたるところに蔓延してしまいました。
<なすびにもアブラムシ>
6月3日 なすびの苗にもアブラムシが繁殖しています。薬を塗布した後ネットも外しました。かなりアオコが発生しているので成長を阻害しているかも知れません。支柱を取り付ける必要があります。使用した薬は住友化学の自然志向のアブラムシ殺虫剤「ベニカマイルドスプレー」。
<かぼちゃの受粉>
6月3日 今朝はメス花1個だけ受粉できました。まだトータルで6個ほどです。
<九条ネギ>
6月3日 九条ネギもかなり大きくなってきました。隣のニラは3年目ですがどうもうまく育ってきていません。
<夕食の野菜メニュー>
6月3日 昨夜の夕食の野菜メニューです。小さなキュウリができていたのでモロキューに、セロリは塩をつけて、チンゲン菜は干しエビと炒めていただきました。今朝も小さなフリーダムを見つけたので今晩もモロキュウに。
<キャベツの収穫>
6月2日 まだ完全に結球しきっていないが1個収穫する。カタログ記載の球重は1.5㎏とあるので重さ1㎏では完全に大きくなっているとは言えないのでもう少し大きくなるのを待つ方がよさそうです。
6月3日 本日も1個収穫する。重さは1.3㎏ありました。
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<かぼちゃの受粉>
5月30日 昨日・今朝は雄花も雌花も同時に咲いていたので人工授粉を行う。毎年のことながら雌花が先に咲いてその時には雄花がなくて受粉できずせっかくのかぼちゃが駄目になってしまうことが多い。今年は昨日に2個、本日1個とやっと受粉できました。
<なすびにアブラムシ発生>
5月30日 なすの苗にアブラムシが発生したので殺虫剤を噴霧する。最初に買った数本の米ナスの苗についていたようでその後種からの苗にも移ったようです。市販苗の場合はこの点注意が要ります。
つ
<トマトのわき芽かき>
5月30日 トマトの2度目のわき芽かきを行う。ただ少し密集しすぎているので移植する必要があるがこの時期で大丈夫だろうか心配です。花も咲きトマトも2個実っていました。
<エスロン管の水温>
5月29日 一昨日から気温がかなり高くなり最高気温が30度を越しているようです。こうなるとエスロン管の水温がかなり上昇します。かぼちゃは大きく成長していますが水温が上がると病気発生の危険性が出てきます。夕方5時で38度ほどありました。断熱シートをかぶせるなどの対策が必要です。
■番外 野菜の必要摂取量
5月29日 厚労省の国民栄養調査によると野菜の摂取量は1日当り300gほどのようです。年簡に換算するとほぼ110㎏になります。結構大きな数字です。統計では「緑黄色野菜」と「その他の野菜」に分け代表的なものは緑黄色では「人参」「ホウレン草」「ピーマン」「トマト」などがその他では「大根」「たまねぎ」「キャベツ」「キュウリ」「白菜」「つけもの」などになっています。そして平均摂取量は人参21.8g ホウレン草17.4g ピーマン4.5gトマト20.2gその他の緑黄野菜32g、大根36.7g たまねぎ27.7g キャベツ23.6g キュウリ11.2g 白菜22.6g その他39.4gとなっています。年間に換算すると人参は21.3×365=7.7㎏、大根は36.7×365=13.4㎏ということですので相当な量になります。
そこで1日300gを最近栽培している野菜類を例にしてそれぞれをどれほど栽培すれば賄えるのかを試算してみることにしました。重さは
葉菜類: レタス1個300g チンゲン菜1株300g ホウレン草1株50g 小松菜1株50g キャベツ1株1㎏ 白菜1株2㎏
根菜類: 大根1本800g 人参1本300g サツマイモ1個500g じゃがいも1個200g 玉ねぎ1個200g
果菜類: なすび1個200g トマト1個200g キュウリ1本400g ピーマン1個50g かぼちゃ1個1㎏
位でないかなと思います。
4人家族を想定すると野菜の年間必要量は440㎏となます。野菜の内訳を重量比で葉菜類30%、根菜類40%、果菜類30%とすれば葉菜類で132㎏、根菜類176㎏、果菜類が132㎏必要となります。この数字を満たすように各野菜を栽培するには大雑把に割り当てると
●レタス50個×0.3+チンゲン菜50個×0.3+ホウレン草400株×0.05+小松菜400株×0.05+キャベツ20個×1+白菜20個×2=130㎏
●大根200本×0.8+人参100本×0.3+サツマイモ100個×0.4+じゃがいも100個×0.2+玉ねぎ50個×0.2=160㎏
●なすび200個×0.2+トマト200個×0.2+キュウリ300本×0.4+ピーマン1000×0.05+かぼちゃ30個×1=86㎏
これでも少ない位ですがら相当量栽培収穫しないと自給量は賄えません。年間栽培計画をしっかり立て無駄のない収穫量の多い栽培を心掛けていく必要があるということです。せめて今月から栽培日誌をきっちりと記入して収穫量を正確に把握していきたいと思います。
■番外 鮮やかに咲いているビヨウヤナギ
5月27日 会社のモクレンの下に群生させているビヨウヤナギが一斉に咲き始めました。この花が咲き終わると梅雨の到来です。また今年は3種の蔓バラが順番に咲いてくれて今最後のバラが咲いています。春先から水仙・モクレン・桜・平戸つつじ・花水木・バラ・ビヨウヤナギと順番に咲いて目を楽しませてくれましたがこれでおしまいです。
<夕食の野菜メニュー>
5月26日 昨夜いただいた夕食の野菜メニュー。セロリ・レタスとバジルのサラダ・ミニ白菜の金山寺味噌添えです。
<本日の様子>
5月26日 本日の様子です。まず人参とゴボウは少し大きくなってきました。
青しそも収穫できるようになりましたので数枚収獲する。
セロリは数本収穫しました。本日夕食でいただくことにします。
カボチャはかなり大きくなりました。そろそろ敷き藁を敷いておく必要がありそうです。
茄子も市販苗並みの大きさに育ってきました。
トマトは密集しすぎていますので移植しなおしてやる必要があります。
オクラの様子です。
キャベツはまだ結球しかけの状態です。
じゃがいもの花が咲いていますのでこれなら実ってくれるでしょう。
キュウリも大きくなってきています。
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■日本養液栽培研究会に参加して
5月23日 日本養液栽培研究会に初めて参加しました。今年のセミナーのテーマは「施設園芸における環境制御とモニタリング」でした。午前中に2つの講習会、午後には4件の発表会があり大変参考になりました。最後の懇親会にも参加し朝9時から夕方7時まで充実した一日でした。
内容は実際に農家向けに情報収集機材を販売されている企業さんの発表と将来を見越しての植物工場向けの統合型環境制御システムを開発されている大学での開発状況のお話そしてその中間的なUecs活用事例といったところで現在形・進行形・未来形のお話を同時に聞き取ることができ大変有意義でした。要は植物工場であれ温室であれその規模・構造は異なるにしてもその人工的な栽培空間をいかに制御して野菜栽培の品質向上と効率化を推し進めるのかという点ではいずれも共通しています。企業さんは栽培環境情報の「見える化」を手助けしその情報に基づいて農家がアクションを起こして栽培効率を高めてほしいという考えのようで制御までは考えないということでした。なんとなく納得できます。一方大学や研究機関等は農家の実態とは離れてあくまでも純粋に農業の高度化をどのように進めるのかそのための情報システム・制御システムをどのように構築し必要なハードウエアをどのような仕様で開発していくかを研究されているわけでいわゆる先駆的研究がなされているわけです。そしてその中間として完全なハードでないにしてもUsecを活用して情報管理システムの活用方法が示されていました。環境制御要素としては気中は温度・湿度(飽差)・炭酸ガス濃度・照度であり養液はEC値・溶存酸素量・pHです。これらをうまく制御して通年を通していかに安くいいものを作るかということが主題でした。これらの研究成果を踏まえて全国に大規模植物工場が立ち並び農業も個人規模から企業規模農業へと脱皮していけば我が国の農業の将来も明るくなること間違いなしですがそのためには投資効率の高い収益の上がる農業モデルが何よりも大切です。そのためには情報システムだけでなく栽培野菜の品種改良や高付加価値野菜の開発も車の両輪の片方ですのでぜひともバイオテクノロジー分野も同時に実践的研究が進んでいてほしいと思います。
翻って小生の屋上菜園は個人趣味の家庭菜園ですので制御対象はせいぜい養液ぐらいですがこれも場当たりで常時モニタリング出来るような状況にはありません。また栽培空間は全く制御対象外になっています。品質・収量を考えると屋上でも本来は温室を作りその中で栽培し温室内の栽培環境を制御することで栽培技術を高めていかないと本格的な栽培はできないのかもしれません。遊びと仕事の違いはありますがそれでも野菜栽培をする以上より高品質とより効率の高い栽培を目指してできる範囲で努力してみたいと思います。
<玉ねぎ収穫>
5月22日 玉ねぎを収穫。陰干しして長期保存したいと思います。
<ゴボウと人参>
5月21日 滴下式で育てているゴボウと人参です。
<収穫が遅れている玉レタス>
5月21日 まだ5株ほど最初の玉レタスが残っていますが少し収穫が遅れていますので葉もやや硬くなりかけています。いずれも重さは750g以上ありました。後2株で完了です。
<トマトを釣り上げる>
5月21日 昨夜来の雨でトマトが倒れてしまっていたので少し早いのですが紐で釣り上げました。まだ苗数が多いので定植板1枚につき6株栽培を予定していますのでもう一度移植の必要があります。
<遮光ネットを取り除く>
5月21日 夏物野菜の苗も大きくなってきたので遮光ネットを取り除きしっかりと太陽光を受けて育ってもらいたいと思っています。
<空芯菜を定植>
5月21日 育苗中の空芯菜を定植する。昨年それほど人気がなかったので少なめに栽培しています。