雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

ああ男子クラスその2

2006年10月02日 | 回想録
 隔離病棟のような2年10組に入れられての憂鬱な新学期が始まった。
 しかも、担任は学校中の生徒全員にで嫌われていた「ブタヒラメ」と呼ばれていた先生。(たま~に、好きだという変人の外の変人もいたけれど)
 
 しかし、神は我々を見捨てなかった。

 教室の目の前にある旧講堂では、時々女子の体育の授業が行われていた、新体操のような、いわゆる創作ダンスというものだ。
 「目の保養」という言葉があるが、その当時の俺達(数人かもしれない)にとっては、目の保養だけでなく「心の保養」として荒んで傷ついた心を癒してくれたものだ。

 当然のことながら、「心ここに在らず」状態であるから、授業の内容など全く感心がないわけで、それに伴って成績は比例下降線を辿っていったのである。

 このシリーズは長いぜ・・・