雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

明日は

2007年09月05日 | 回想録
 中学の同級生だった奴の命日なのだ。

 高2の時に、私のバイクで自爆した奴。

 親友だった、私の弱さを全て話せる奴だった。

 営業部長が赤ちゃんだった時に、奴のお墓参りに連れて行ったら、それまで上機嫌だった営業部長が、狂ったように泣き出したのだ。

 「俺だけ幸せになってすまん、だけど、俺達を守ってくれ」と嘆願した記憶がある。

 あいつが逝ってから31年か、もうすぐ神様になるんだなぁ。

 お前が神様になったときに、一つだけ聞いて欲しい願いがあるのだ、明日、お前の墓前で頼むから忘れないで欲しい。聞いてくれたら、俺のすべてを差し出していいからさ。
コメント (3)
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