日々のことをつれづれと。

元オタク(腐属性あり)がドラマやアニメや日常のいろんな事ににツッコミを入れるだけのブログ。

2021春アニメちょろっと感想 PartⅡ。

2021-04-25 22:38:30 | アニメ

・不滅のあなたへ(※ネタバレ注意)

前回の記事で今期いちばん好きなのは「ましろのおと」だと書きましたが、「不滅のあなたへ」観たら一気に今期覇権にぶち上がりましたぁ…w

いやね、ぶっちゃけ今期の本命はこの作品だと思っていたんですが、前にアマプラチェックした時にはこの作品がまだあがってなくて「ひょっとしてアマプラで配信せぇへんのか?」と落胆してたんですけどいつの間にか配信されてたんで慌てて観て。いやー予想を上回る面白さで軽く小躍りしております。(BBAダンス)

「むか~しむかし、ある所に…」で始まる昔話のように、時代も場所も明かされず、ただ何者かが「球」を投げ入れたという事実とその「球」の説明をうっすらされただけの不思議な世界観で物語がスタートします。村(集落?)にただ1人取り残された少年が(球が擬態している)オオカミと一緒に、楽園を目指して旅立った村人たちをただひたすら待ち続けるのですが、主人公(と思わしき)少年の名すら明かされないまま描かれるのが、少年が抱えている壮絶な孤独。ファンタジーな世界観と少年の抱える感情のリアルさの対比が、独特な作風を生み出していてとても惹きつけられます。(孤独は現代人とリンクする問題でもあるし)

結局、最後は少年の死で終わり1話目から打ちのめされます…。そしてオオカミに擬態していた「球」は今度はこの少年の姿かたちになり、オオカミとしての生き方しか知らなかった「球」が2話では初めて他者と出会い、触れあい、人間としての経験値をつんでいく…という物語のようですが、この「球」のママになるであろう幼女のマーチがいいキャラしててw これからの少年とマーチの絡みが楽しみ。

1、2話みて感じたのはこの作品のテーマ「孤独」と「コミュニケーション」。テーマは重めですが、コメディシーンも割とあり楽しく観れそう。何よりキャラがみんな可愛いw アニメーション・音楽・ストーリー・演技、すべてが高クオリティで最近のNHKアニメやりおるな、って感じです。(自分的にはヴィンサガヴのような雰囲気を感じた)

講談社原作のアニメは「進撃」とか「ヴィンサガ」とか、自分の観たものだけでも「大人向けのヒューマンドラマ」が多くてジャンプっ子のワシも大好きな作品が多いので「不滅のあなたへ」も大期待。

「球」とは何なのか、生命体なのか?「観察者」って何者?とか謎はいろいろ残るものの、ワシも観察者と一緒に「球」の行く末を見守りたいです。

 

 

・バクテン!! 第3話

相変わらずぬるぬる作画で目の保養アニメですが、3話で不二周助と市丸ギンを足して2で割らないでむしろグツグツに煮詰めたような最凶キャラ(CV:鈴村健一)が登場して(1話にも出てたが)テニプリ好きだった自分はテンション爆上がりしました。あとアニメ業界には「村瀬歩と石川界人をセットで使いたい」勢でもおるんかいなと思うくらい共演多いなこの2人w(ましろの村瀬ボイスは最の高)

 


2021春アニメちょろっと感想。

2021-04-17 22:18:34 | アニメ

・ましろのおと

音楽アニメってあまり観ないので失礼ながらまったく期待してなかったんですが、今期アニメで今んとこ一番好き。羅川真理茂先生の作品は「赤ちゃんと僕」ぐらいしか読んだことなくて「花とゆめ」のメイン作家ってイメージだったんですが、今はマガジンで連載してるんですねー。最近は少女漫画家が少年誌で描くのも珍しくないのかな?(最近マンガ読んでないので全然わからん)

世界観を意識してか、作画の描線が他のアニメより細く実写的な表現になっていますが、作画はそこまで安定してなくて所々不安になったりします。でも肝心の三味線シーンでは繊細な指の表現など頑張っていて、力入れるところと抜くところを分けているのかな?とも思います。

三味線シーンはやっぱり作画よりも音に圧倒される。音に説得力がある。三味線ってまともに聞いたことないし吉田兄弟くらいしか知らんけど、こんなにカッコいいものなのか!と思わされる音。音楽が入っただけでもうすでにアニメ化成功ですやん…。

講談社漫画賞を受賞した作品だけあってストーリーも面白いのですが、1話はちょっと詰め込み過ぎでもったいなかったかな…。主人公・雪が祖父の死と共に自分の中の音を喪失するところから物語がスタートするので、主人公にあまり主体性がなく周りのキャラに動かされる感じですが、展開がコロコロ変わってまったく飽きることなく観れるし、主体性はなくとも芯はしっかりあるので魅力的。三味線ひくシーンはもちろんカッコイイですし。

他にも濃いキャラがわんさか出てきますが、一番好きなキャラは梅子。梅子と雪の親子共演は鳥肌もの。あとなぜか前髪がうざいキャラが多いです。前髪ぱっつんにしたろかぁー!って思いながら観てました。(おかん?)

声優さんの津軽訛り(?)が聴けるもフェチの人にはたまらんと思うし、個人的に細谷さんは訛らせたら最強の声優さんの1人だと思うw 島崎さんの東北訛りもこんなにハマるとは思わなかった…イイ声の人はなに喋らせてもイイ。

素晴らしいアニメ化になりそうで今後の展開にも期待です!

 

・東京リベンジャーズ

作画が「はじめの一歩」風味だな、と思いましたけど、ヤンキーのタイムリープもので1話目は普通に良かった。たぶん主要キャラが登場してからが本番だと思うので2話以降も観る予定です。最大の不安は骨の髄までジャンプっ子のワシがマガジン原作の作品を最後まで視聴できるかな…?というところです。(頑張れよ)

 

・灼熱カバディ

こちらも思いのほか楽しめてる作品。カバディ知らない人にもすんなり受け入れられるよう丁寧に説明してくれる親切構成で、キャラ同士の会話の面白さでぐいぐい引き込まれます。スポーツものだけどギャグも面白く、特にホモと誤解されるネタは鉄板だけど茶ァ吹き出す面白さだし、畦道の彼女ネタもおもろかったですw

 

・バクテン!!

「灼熱カバディ」と同じスポーツものだけど、こちらはより本格派。まずビビったのが「作画むっちゃ動くやん!」です。「男子新体操」って競技の性質上、足先・指先などの細部にまで神経を使わなきゃいけないけど、そうした動きをすごく細やかにしっかり表現していたり、キャラクターの日常の動作が新体操っぽい動きだったり、普通のアニメだと静止画の場面もちゃんと動かすし、作画に対するこだわりが凄い…!

肝心の演技部分は主にCGでしたが、それでも十分「男子新体操」の良さは伝わりました。ただあんまりカメラをぐるんぐるん回されると酔ってしまうので、演技時のカメラワークはもう少しおとなしめにして頂きたいというのが個人的感想。日常部分のカメラワークはだいぶ良かったです!

ストーリーは王道ですがキャラクター達の魅力で飽きることなく観ることができるし、何よりキャラデザが好みッス。声優陣にもエルヴィン&リヴァイがいたりして「進撃ロス」の自分的にはなかなか嬉しい。笑

 

・ドラゴン、家を買う。

Twitterで「つまらん」「クソアニメ」「森本レオの無駄遣い」って評判をちらと目にしたんですが…w 自分的には可もなく不可もなくって感じでそれほどクソアニメだとは思わなかったです。ただ、コメディとしてはギャグが弱いし、癒し系としてはドラゴンのキャラデザがあまり可愛くないしで、一体どの層にアピールしてんのかよくわからん中途半端な作品ではあるな、とは思いました。とはいえ泣き虫ドラゴンの声は妙に可愛げがあるし、魔王・石川界人は最高だしで、ドラゴンにイライラするまでは観てみようかな、って感じです。(忘れてなければw)

 

とりあえずこんな感じで。今期はこれといって感想かきたい作品がないので、合間合間にちょろちょろと書ければな、と思います。

 


冬アニメ感想まとめと春アニメ観たいやつ。

2021-04-03 17:43:28 | アニメ

「進撃の巨人」と「呪術廻戦」という今もっとも熱い2大アニメが放送されていた2021冬アニメは俺史上最高のシーズンでしたわ…。「進撃」は今冬に、「呪術」も来年には2期来ると思うので今から楽しみでならないどす。その前に鬼滅もあるしね!

 

では今期観たアニメ感想ちょろっと。

・怪物事変

 可愛らしい絵柄と少年誌(ジャンプスクエア)連載作品ということもあり普通のバトルものを想像していたんですが、ケモノをテーマにしてることもあってか、絵柄に反してストーリーは性的にどぎついエピソードが多くあり絵柄に騙されて観始めた小さい子がトラウマを植え付けられないか心配になる作品でした。やっぱり今はダークファンタジーが主流なんスね…。あと狐の顔が何気に怖い。笑 とはいえお話自体はしっかりと作られていて人間社会に紛れて暮らすケモノたちが人間の醜悪さや滑稽さ炙り出す様は見応えがあるし、主人公・夏羽を始めとする子供たちはみんな可愛いのが癒し。ちな結・晶という双子の雪男子兄弟を演じたのが日向・影山コンビというハイキュー!!ファンには嬉しいキャスティングもあります。

 

・約束のネバーランド2期

 どうしてこうなった??ってのが1番最初に思った感想。個人的にこの作品は「進撃の巨人」にインスパイアされた作品だと思っていて、鬼にただ食われているだけだった食用児たちの逆襲(エレンのマーレ襲撃)とか、鬼が薬で退化する(ジークの骨髄液?)とか似てる部分はけっこうあったりしますがストーリーの緻密さは雲泥の差。敵かと思われていたママ達が実は味方だったり、挙句の果てに鬼まで仲間になるというご都合主義の連続。(散々言われてますけどw)原作未読なんでアニメがどこまで原作通りなのかわからんですが、思うに3期をやるには原作ストックがなくて2期で終わらせる必要があって最終回はあぁなったんかな…。個人的には2期の最初の方にあった「食べる側と食べられる側」というテーマをもっと深堀りして欲しかったなーと思いました。

 

・Dr.STONE2期

 1期はつまらなかった回が一つもなかったと思うくらい大好きな作品。2期も(1期ほどではないにせよ)おもろかったです!ダークな作品が多い少年漫画にあって「キャラの変顔で子供たちを笑かす」健全なアニメ。今期はストーンウォーズの名の通り戦い主体で発明があまりなかったけど、イイ新キャラがたくさん登場したし、1期に引き続き音楽は壮大で最終回は作画も良かった。早速3期が発表されてましたが、次期のワンピース編(?)が今から楽しみ。

 

・SKエイト

 まだ終わってないけど(何話あるんだ?)、今期のダークホースはこの作品。ボンズさんによるスケートアニメですけど、前にも書いたかもしんないけどスケートシーンが圧巻。まぁ一部、テニプリのような超自然的スケボシーンも登場するんですが(主にアダムの技)、だいだいはリアルに則した描き方で、特にランガのスノボの技とかがホンマにカッコいい。ストーリーは特に特筆すべき点はないし、中盤の主人公リキの思い悩む展開がちょっと長くてだれるけど、逆に言うと何も考えずに安心して楽しめるとも言える。キャラも内海作品おなじみのイケメンパラダイスで「お好きなCPをお楽しみください」的な腐女子へのサービス(?)もありがたいw(まぁリキ・ランガが鉄板だけど)あと「変態紳士な子安さん」を愛してやまない方には是非みてほしいですね!

 

 

2021春アニメで観たいのはこれだ!

・ヒロアカ(観た)

・ましろのおと

・灼熱カバディ

・不滅のあなたへ

・すばらしきこのせかい

・東京リベンジャーズ

・ドラゴン、家を買う。

・バクテン!!

・MARS RED

・憂国のモリアーティ2期

 

例によって配信サイトの都合上観れないのもあると思いますが(極主夫道はネトフリだから観れんのよ…)、冬に引き続き豊作であることを祈ってます!