日々のことをつれづれと。

元オタク(腐属性あり)がドラマやアニメや日常のいろんな事ににツッコミを入れるだけのブログ。

モブサイコ100Ⅱこれまでの話ちょろっと感想~。

2019-02-24 22:56:16 | アニメ

今年度末は仕事も花粉も私生活も何気に忙しいったら。
そんな中にもアニメは楽しく観てるんですが、毎週感想書くのはさすがにムリなんで気力のあるときだけ…。先週のどろろ、血生臭い展開から一転して誰も死なない話とか…MAPPAさん、BFを経て視聴者の転がし方を学んでいらっしゃる模様w(BFは毎週がどん底でしたからね…)


んで今日はモブの感想を。
「モブサイコ100Ⅱ」、毎週話のクオリティ高くてめちゃくちゃオキニアニメの仲間入りになりましたw どうしても派手なアクションに目が行きがちになるけど、モブはストーリーが本当に素晴らしい。作者さんが描く日本社会がすんごい辛辣なんですよね。いじめだったりマスコミだったり。

最上編はストーリー展開としてもモブの成長にとってもある種エポックメイキングな章でしたね。
ただ最上ってキャラは、声が石田さんってこと以外はあまり悪役としての魅力は感じなかったかなぁ…自分は。酷い言い方かもしれないけど、利用されたーッ!って逆恨みしてましたがその分の対価は受け取ってたわけで。結局は悪霊に飲み込まれてしまったんでしょうね。お母さんも最上も。

その悪霊たちの盛りだくさんの負の感情と対峙することによって、正の感情で100%限界突破したモブ。アクションシーンは世紀末さながらでしたねw あとモブちん、100%超えるとキャラデザ変わる。笑
最上もまだ出番あるのかな? どーなってるかちょっと楽しみ。



霊幻の過去回は(自分的には)最上編を上回る面白さでした。人気キャラである霊幻師匠の過去が見れるだけも嬉しい。普通に営業マンとして働いてたのは少し意外でした。めっちゃ成績良さそうw

仕事に追われて弟子の成長を見抜けず、自分が一番理解していると高をくくってモブをぞんざいに扱った。その結果2人の関係に少し亀裂が。

師匠、あの事務所に寝泊まりしてると思ってたからアパートあるのビックリしたw
誕生日にも友人からのメールは一通も来ず、来たのは母親からの心配メール。利害関係でしか繋がれない大人の希薄な人間関係と違い、モブにはちゃんと学校の友人がいる…。
実は自分の方がより孤独でしたー!という今の自分の状況に吐き気をもよおす霊幻師匠。この辺の描写は実にリアルで身につまされる大人も多いのでは…。
ただここでヤケクソになって堕ちるのではなく、「何者かになるしかない!」と肚をくくって発奮するところがさすがだわ師匠。やっぱ彼の本質はポジティブな人なんでしょうね。頭もいいしソコソコ仕事もできるから自分に自信あるし。

で、名を挙げてテレビ出てハメられて…となるんですが。
「…ベートーヴェン」
「ダダダダ~~~~~~~~ンッ(ヴィブラート)」はワロタwww
師匠は決して人を不幸にはしていないけど詐欺行為を働いていたのは事実なわけで、今までのツケを払わされた形ですね。

そして悪徳霊媒師としてマスコミに追われ記者会見をするハメに。…ここら辺の展開がめちゃめちゃ「日本の記者会見パロディ」ですっごい面白かったw よくこーゆー謝罪会見で「お騒がせして申し訳ありません」って発言するけど、誰に何を誤ってんだ?ってワシもよく思う。「世間」ってダレ?的な。笑


師匠(めんどくさくなって)「…何で集まってんだ?」
ほんっとーーーーーに師匠好きだわwww

そして「被害者ではない」人たちがよってたかって叩く異様な光景。他人の目を異様に気にする日本人だから、一歩でも踏み外した人を鬼の首でも取ったように指摘して勝ち誇るんだよね。冷やかしで会見観てるヤツらが一番くそだっていう。

普通に営業マンやってれば普通に出世して平凡な家庭を築いていたかもしれない霊幻師匠、でも師匠は「普通」を受け入れられなかったんですね。退屈な毎日に飽きて、霊とか相談所もたたもうとしていた時にモブと運命の出会い。
「その時,俺はその少年に憧れを抱いていたんだ」
「俺も何かを掴みたかった」
「特別な何かになりたかった」
律もモブに憧れていたし、エクボもモブの力に引き寄せられて来たし、圧倒的な力ってのはそれだけで人を魅了するんですね。

霊「観てるか…?モブ。成長したな、お前」
頭のいい人だから、自分の間違いにもすぐ気付けるし相手を気遣う言葉もかけられる。
モブが力を使って霊幻の窮地を救い会見終了。記者の「我々はどうなるんだ!?」の問いかけに、
「次のネタでも探せばいいんじゃないか」←ほんこれ
ホント、暇つぶしにくっだらねー他人の粗探しをして叩くヤツらが多すぎる…。


霊「お前…知ってる?俺の正体」
モ「そんなの知ってましたよ最初から」
 「僕の師匠の正体は…いいヤツだ」
そうだよねー。モブほどの力を持ってる子が、師匠が霊感ないことなんてすぐわかるよね。それでもモブが師匠について来たのは、霊幻の言葉に救われていたから。
そしてかつての自分が幼いモブにかけた言葉に、巡りめぐって今度は自分が救われる。実に胸がスカッとする構成ですね!


はぁー。面白い。実はアクション目当てで観始めた「モブサイコ100Ⅱ」だったんですが今ではすっかりストーリーにハマっております。成長物語として優秀。最後はまた「ツメ」とドンパチやるんかなー? やっぱりアクションも楽しみにしたいと思いますw

 


どろろ 第6話感想。

2019-02-13 00:14:07 | アニメ
あれ?ひょっとしてまたしてもしんどいアニメなのこれ…?MAPPAの罠にかかってるの俺…?(^ω^)

てか取り戻した足を失ってまた取り戻すってアリなんかwww
確かにそこら辺のルールに関しては原作でも言及はされてなかったように思いますし、面白い展開。その代わり取り戻すはずだった何かが失ったままってことになるかも知れませんが。

まだ見ぬ兄に嫉妬する多宝丸かわうぃ~。どろろはカインとアベルの物語でもあるんですね。この展開で行くとラストは多宝丸か醍醐かどっちかと(両方と?)やりあうんだろうな…。

百鬼丸、声が出ないんじゃなくて自分の声がうるさいから喋らなかっただけと判明w そしてどろろに無理やりご飯を食わされるもぐもぐ丸可愛いw
百鬼丸がやられそうになった時に雨が降り、鬼神を倒した途端に雨が降る。ただ鬼神に守られる平和など本当の平和なのか?とも思うんスよね。為政者なら鬼神に頼らず世を治めてみろと思う。

今回の蟻地獄との戦闘シーンはとっても見ごたえがありましたね。まさか足にも刀を仕込んでいたとは…w あれ絶対子供達にカッコいいって言われたから仕込んだよね。意外とわかりやすいw
そして…穢れなき魂が消え入る声で歌うのを聞いて…百鬼丸がミオの死を悟った瞬間の、あの能面のような顔にみるみる憤怒の表情が浮かび上がってくる演出ゾクゾクしたわ。まさに鬼神のような唸り声をあげながら侍どもを殺戮していく百鬼丸。侍を一人取り逃がしたのは今後の展開的に意味があるんでしょうね。
ミオが侍から取り戻した種籾が黄金色に輝いてたのは泣いた。(´;ω;`)昔はコメも小判と同等の価値があったもんなぁ。
百鬼丸が初めて発した単語が「ミ…オ…」という死んでしまった愛しい人の名前。
ワイMAPPA作品もうムリ。(T_T)

ミオが自分の仕事を恥ずかしいと思ってないと言わせたは今の時代に合わせたのかなー?とっても現代的な発言。
自分の身を決して貶めずに死を選ぶのも尊いし、自分を辱めてまでも生きることもまた尊い。どっちも偉い!と言ってくれる制作陣の眼差しがとても温かい。(^^)


最後の黄金の田んぼはライ麦畑思い出すからやめてぇ~!
…って感じでBF臭がすごかった今回。笑 来週も忍耐力が試されるのかな!やだな!笑

どろろ 第5話感想。

2019-02-05 23:32:24 | アニメ
百鬼丸やっと喋ったぁああああああああ
…と思ったら悲痛な叫び声でした。(´・ω・`)
いやもうね、こちとらBFで散々メンタル鍛えられたんで悲劇的な展開には慣れてるんだよぉ!残念だったな!
…と強がってみましたがなかなかえぐられる展開でしたネ。

つい最近まで「サムライブルーつおい!最高!」とか盛り上がってた俺もこの回観たら「サムライくそ」「もはやサムライ人じゃない」「サムライが鬼神じゃね?」と真逆の思いにかられます。
まぁでもこれが現実の「サムライ」なんでしょうね。映画や漫画の影響で世界中で「サムライ=カッコいい」っていうイメージが付いてますけど、本当にカッコいいサムライなんてほんの一握りにすぎないんだろうし。

あと戦国時代をここまでリアルに描いてるのもいいですね。戦だけではなく飢饉や天災などにも苦しめられていた当時の人々。片足や腕を失った戦争孤児たち。生きるために身を売る女の子…。やっぱり手塚先生は天才。

音を取り戻した百鬼丸がうまく対応できずに苦しんでる展開もリアルでいいですね。あの百鬼丸が音に惑わされて危うく鬼神にやられそうになりケガまで負ってしまう。ちょっと前は万代の声が聞こえず話の途中でバッサリぶっ刺していたのに…w 失うものを取り戻すたび弱くなる主人公ってのも新鮮。
ちょっとキャラも見えてきて。ミオの声好き!ってなったら帰ってくるの待ち伏せして歌をせがんだりなかなか肉食。お前…どろろの声あからさまに嫌そうにしとったやん…w

どろろは百鬼丸におっかむりして楽しんだり、雑巾がけするときに「セイセイセイ」と謎の掛け声を発したりとっても楽しい子です。


取り戻した足をまた失ってしまいましたが…けっこうオリジナル入れて来てるようで、ラストも大分違った展開になるのかな?悲劇には慣れてるつもりでいますが…でもハッピーエンドになりようにない気配。なんかまたもMAPPA作品は忍耐力を試されてる…?w








ふわふわジャパン。

2019-02-02 01:56:13 | スポーツ
カタールの皆さん、アジア杯初優勝おめでとうございます!


やっぱ優勝にかける熱量と言うか気迫が日本とは違いましたね。向こうは徹底的に日本を研究して、練られた戦術を徹底的に実践して、後半は疲れも出てましたがその「何がなんでもタイトルを手に入れたい!」という気持ちが最後の吉田選手のラッキーハンドとかを引き寄せたような気がしました。要は気持ち。
日本は立ち上がりめっちゃフワフワしてて心配したんですがあっという間に2点も取られちって。確かなでしこもワールド杯決勝でアメリカに5-2くらいで負けてましたけど、日本人の特性なんですかね?一つ山超えると落ち着いちゃうよね。メンタル的に。
あとは対策されるとなんも出来なくなりますよねー。日本は引き出しが少ないので封じられると何も出来なくなるのがいつも観てて歯がゆい。格下相手では何とかなっても、このクラスの相手だとどうしようもないっすね。日本はベルギーじゃないもの。つかカタール純粋につよかった。
発足したばかりのチームだから仕方ないのかも知れませんが、このチームには核となる選手がまだいないように思いましたね。長谷部選手や本田選手のような、劣勢に立たされてもドンッ!と踏ん張って流されない強固なメンタルの選手、あるいはピンチの時にこそ味方を鼓舞できる選手、そーゆー人がいない。吉田選手もキャプテンとして頑張ってるかも知れませんが、ヘディング外した時の「あぁあ~~~~」っていう顔が悲壮感あふれてて。笑
ま、今回はケガ人で続出で招集できなかった選手がいた中でよくやった方かも知れませんね。ベトナム戦でもわかるようにアジアの勢力図がだいぶ変わってきてタイなどの東南アジアのチームもだいぶ力を付けてきましたし、もちろん今回のカタールもね。もう「アジア相手には楽に勝たなきゃ」という意識は捨てないといけないかもしれません。
今後招集される選手も、若手もベテランも、まだ代表で観たい選手はいるのでそこは楽しみでもあり。でもその前にオリンピックやー!今大会の日本最大の発見、冨安選手の活躍に大いに期待しております!