化野念仏寺です。
例年だと此の時期なら最高の紅葉を見れる京都ですが、凄く遅れている中でここ等はソコソコまあ良い方だと感じます。
門に入るまでの導入石段の紅葉は中々のモノです。
途中まで登って振り返った。
祈り、希望、お願い・・・などの気持ちでしょうね。
境内に祀られた8千体の石仏・石塔は昔からの化野一帯に葬らて人々のお墓だそうです。
何百年という星月を経て無縁仏と化し、化野(あだしの)山野に散乱埋没していた石仏を明治中期、地元の協力得て集めて
極楽浄土で阿弥陀仏の説法を聴く人々になぞらえ配列安されている。
竹林と多聞塀を背景に、小さな御堂が有ります。
この世の光はもとより母親の顔すら見ることも無く露と消えた「みず子」霊を供養するみず子地蔵尊を祀る御堂。
素晴らしい竹林遊歩道。
毎月お地蔵様の縁日には、本堂に水子地蔵尊画像をお祭りしている様です。
落ち着いた雰囲気が漂います。
紅葉だけのことに限って云えば料金所までの石階段の両脇の方がいいです。
両地蔵のミカンが目を引きました。
化野念仏寺御終い。