演目に合わせ、
を選ぶわけですが、その演目の順番や前後の演目とのバランス、大道具との組み合わせ、何より踊る方に似合いそうな色や柄を選びます。又ご当人の注文で、痩せて見えるのがいいとか、重いのは嫌だとかあったりするんです。それに昔と違って、松竹衣装も会社組織になっていて料金体系もしっかりになってしまって、「鯉男先生のところですから」といったざっくりとしたおまけもむずかしくなってきたので、予算も考えなくてはなりません。とはいえ、「値段が高くてもやっぱりこの方があの子には似合うわ」と衣装選びに御好評を頂いている着物通の母のことなので、がんがん決めていきました。請求書が来るのが軽く恐怖ですが、、、

