小嶋つうしん(号外)

(元)大分県議会議員 小嶋秀行の徒然ブログ

9月10日から9月議会が始まります

2007年09月03日 | 地方行政/議会
 秋の臨時国会開会と同日の9月10日から、大分市議会9月定例会が開会されます。これに先立ち、前の6月議会の報告会をにじが丘を中心に地元地域で開催しましたところ、多くの方に参加を戴きました。ありがとうございました。
 この中で、大変貴重なご意見を頂きましたので、こうしたご意見などを中心に、9月議会の質問・意見をまとめたいと考えています。
 9月議会の模様については、何かの機会に報告をさせていただきたいと思いますが、9月14日(金)18日(火)19日(水)の三日間は、一般質問(本会議)ですので、大分市のホームページから市議会のページをクリックしていただければ、その様子がインターネットでご覧いただけます。私の発言日が確定しましたら、事前にお知らせしたいと思います。

 ところで、現在行われている本会議の中継は、以前タブーとされていたことはご存知でしょうか。その主な理由は、一般質問を行う議員だけが映し出されるからに他なりません。不公平だと言うわけです。もちろん現在のように施設設備が整っていなかったことも一つの理由ではありますが、そうしたなか、都市規模が同等の自治体でも多く放映が導入され、市議会をオープンにする動きが顕著になり、かつ、私たちを含めて、放映できる環境整備を行うべき等、いろいろな論議を行った末、約二年半前からインターネットで放映できるようになり、一年前から、市内全域のCATVでも放映ができることとなりました。
 しかし、問題がないわけではありません。それは何かと言うと、今のところ過去の放映が記録保存されておらず、ライブ中継のみの放映になっているということです。つまり、事後、議員の質問内容を再放送で検証する事ができません。たとえば、質問の時間帯は忙しいので、あとで見たいと言う場合は、見ることができません。その訳は「議事録として正式に認められていない」とのこと。要するに議事録は「紙に記録」されたものとなっていることがネックになっていますが、他市でも記録保存されたものが、事後閲覧できるようにしてありますことから、大分市議会でもそれが可能になるよう、折に触れ論議をしていきたいと思っています。


  <9月議会会期は以下のとおりです>
  9月10日(月曜日)    開会(本会議)
    11日~13日     議案検討・考案日
    14日~19日     一般質問(本会議)土日祝を除く
    20日~25日     委員会審査(本会議休会)土日祝を除く
    26日(水曜日)    閉会(本会議)
    ※本会議は全てインターネット CATVの放映があります。
              

    







 

案の定一週間で・・・。

2007年09月03日 | 政治・経済
 案の定一週間で大臣の辞任と言うことになりました。これが自民党の体質ですかね。このような状況に至り心配するのは、またもや政治や政治家に対する不信感が助長されるということです。
 それにしても、今回の場合はあれだけ不祥事が起こっていたにもかかわらず、それより内容が酷い人材を登用したところに、問題があると思います。これらについては、やがて始まる臨時国会で、民主党執行部が(手薬煉を引いて待ち構えているでしょうが)対応する以外にありませんから、それに大いに期待したいと思います。
 ここで大切なことは、単にマスコミなどの論調に惑わされることなく、本質的、抜本的な解決を望みたいという事です。

 ところで、前回の私の意見の中に、「参議院選挙後、政治が動いている」と書きましたが、参議院で与野党逆転になったことで、いろいろな動きが出はじめていますね。今回の遠藤農水大臣や他の政務官の辞任などもそうですが、これらを見ていると、とりわけ国政の場で、日本の政治の透明度が高まりつつあると感じています。良いことだと思います。
 そこで肝心なのが、事にあたる代表格の民主党が(調子に乗らず)冷静に対応することだと思います。そのためでもありますが、民主党執行部も補強人事を行っていますから、余計に期待があつまりますし、私のような地方自治体議員が、民主党のノボリ旗一本立てて、早朝街灯宣伝を行っている際にも、通りがかりの市民から「政権をとって下さいよ」と言う趣旨の声がかかります。それだけ市民・有権者は、今の自公政治に疑問をもっているわけです。したがって、この民意をしっかり受け止め、これを大切にしながらこれからの動きを作る必要がありそうです。
 9月10日から臨時国会が始まれば、民主党を代表格とした野党の動きに注視し、期待も集まることになりますから、確かに動き出した日本の政治の近い将来への大いなる期待に反しないよう、常に、冷静な対応を求めたいと思います。

 おわりに・・・・・。
 何度でも言いたいことは、郵政解散による総選挙で、多数を占めた自民党への批判がこの参議院選挙で集まったとはいえ、その結果が、国の政治のありようをこれまでとは違う方向へ導こうとしています。それは、正に歴史的ともいえますし、文字通り一票の重さも証明しているということです。
 如何でしょうか。ご意見をお聞かせ下さい。

  2007.9.3
                      大分市議会議員 小 嶋 秀 行