膝痛の原因

2009年08月14日 18時51分05秒 | 膝痛(オスグッド、膝関節症、半月板損傷)
膝痛の原因について、自然形体療法の考え方を簡単にまとめてみる。

医学の考え方と自然形体療法の考え方は全く違う。



☆まず簡単に現代医学(西洋医学)の考え方について

膝痛というと、まず疑われるのは、変形性膝関節症。中高年以上で靱帯などを傷める外傷がない場合、まずこれが疑われる。

変形性膝関節症とは、膝の軟骨がすり減って、悪化すると骨と骨が直接ぶつかり合い、痛みが生じるというもの。


年配の女性の6割は、変形性膝関節症になっているらしい。(膝関節の軟骨がすりへっている。)でも、痛みが出る人と出ない人がいる。軟骨や骨には、痛みを感じる神経がない。だから、軟骨がすり減って痛みが出ているのではなく、周りの筋肉や靱帯が原因で痛みが出るのだ。

だから、変形性膝関節症と診断されている人でも、自然形体療法では確実に症状は改善する。

ただし、長年膝が痛い重症の膝痛の方は、改善まではかなり時間がかかる。




ふたつめは、関節リウマチなどの炎症性の疾患によるもの。

自然形体療法では、リウマチの原因は筋肉の疲労と考えているので、これも、自然形体療法では、改善する、



3つめは、膝の周辺の骨折や、靱帯や半月板を傷める(半月板損傷)などの外傷によるもの。



さらに、子どもでは、成長にともない膝の痛みが生ずることもある。(オスグッド病)



☆自然形体療法の考え方

○膝痛の原因の第一は、膝関節の動作転位。膝関節が、曲げたり伸ばしたりするときにずれるために生じる痛み。(関節がずれるために、靱帯や筋肉が無理に動かされ、痛みが出る。痛いのを我慢して、動かしていると、筋肉や靱帯や半月板が、損傷することになる)


半月板損傷の原因も、これ。


 この考えは、医学には無いでしょう。筋肉や靱帯に問題がなければ、この動作転位を解消しれば、痛みは無くなる。

 自然形体療法では、膝の関節のずれ(伸ばしたり曲げたりするときの動作で関節がずれる)を改善する手法が確立している。


○筋肉の疲労、損傷、剥離(はくり)

 運動のしすぎや疲労がたまってくると、関節の動作転位が起きやすくなる。 

だまっていても、膝周辺がじんじん(ちくちく)痛かったり、天気が悪かったり冷えたりすると膝が痛くなる。これは、筋肉や靱帯の状態が良くない。自然形体療法では、筋肉に疲労を取る方法が確立しているので、この痛みも改善する。

 筋肉の剥離では、動かすと痛い。圧痛がある。これも、改善できる。

 


○靱帯の損傷、剥離

 よく見られるのは、膝の下の痛み。

 膝蓋靱帯という靱帯(膝ががくがく動かないように、しっかりと骨と骨を支えているのが靱帯)が、伸ばしたり曲げたりするときに剥離するために起こる痛み。

 これも、自然形体療法では施術方法が確立しているので、まず確実に改善する。
 病院では、痛み止めと湿布か?

 医学では、成長痛だから成長が止まるまでは痛みがある、と言われているオスグッド病も、膝の動作転位と膝蓋靱帯の剥離。成長のための痛みではない。自然形体療法では、施術方法が確立している。


 これは、学生さんに多いので、このブログでは、おなじみの痛み。



○腰椎(腰のあたりの背骨)で神経に触れるために膝に(大腿下腿の表側に)痛みがでることもある。

 膝の施術をしても、全く改善しない場合は、これを疑う。


○膝周囲の筋肉の横ずれ(主に、膝の内側か外側の筋肉が曲げたり伸ばしたりするときに横ずれするために起こる痛み)

 これは、ずれないようにする施術方法で、痛みは取れる。
 この考えも、医学には無いでしょう。


○筋肉の動作転位

 これは、膝周辺の痛みが出るところの筋肉がずれるために起こる痛み。施術方法はいたって簡単。これが原因の痛みであれば、簡単に痛みはとれる。

 患者さんも私も、えっ、これで痛くなくなるの?とあっけにとられる。

 医学に、この考え方はない。



○脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)(膝と足首の間の2本の骨)が離れるために、膝に痛みが出る(二骨間転位)
 
 この考えも、医学には無いでしょう。
 以前、原因不明、もしかしたら半月板損傷かもしれない、という膝の激痛の方が来院した。この考え方で施術したところ、痛みが軽減。



○膝に水がたまるのも、膝の水をぬかなくても、改善する。

○正座ができない。(十分に曲がらない。)これも、原因は筋肉。主に膝の裏側。正座できなかった期間が長ければ時間がかかるだろうが、改善していく。

○膝がまっすぐ伸びない。これも、原因は筋肉。時間はかかるが改善していく。

○O脚。これも、原因は筋肉。時間はかかるが、改善していく。




☆このように、自然形体療法では、細かく膝痛の原因が考えられている。

医学の考え方とは、全く違う。



お盆期間の、13日・14日・15日は、休診です。


秋田県の県北からも、2時間~3時間かけて、スポーツ障害の方が来院されています。

山形県のみなさんも是非ご来院ください。山形県新庄市から車で1時間。山形市から2時間です。

電話      090-5596-4792
メールアドレス info@cosmos-shizen.jp   
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