腸内フローラ

2016年09月19日 15時55分33秒 | 胃腸、内臓

ネット配信で、衣食住の様々な問題を

専門家にインタビューする形で解説してくれている

番組というか講座を受講しています。

 

内容は、私の興味あるものだと、

食品添加物・血管・リンパ・・・・

 

今月は、腸内フローラについてでした。

腸内フローラとは、腸内に細菌群がびっしりと広がり、

粘液の中でゆらゆらと揺れる様。それは、はまさしく「花畑」。

それがフローラと呼ばれる理由です。


どんなにいいものを食べても、

腸内フローラがきちんと働いてくれなければ

消化吸収が不十分で意味がありません。

 

肥満、アレルギー、糖尿病、生活習慣病、がん、

そしてうつ病などの精神疾患にわたるまで、

腸が鍵を握っているそうです。

 

腸内環境を良くするのは、やはり食べ物。

腸内に住んでいる、

悪玉菌・日和見菌・善玉菌のバランスが大事なのだとか。

砂糖ばっかり摂っていると、悪玉菌が多くなってしまいます。

 

悪玉菌が多いかどうか見分けるのは、

「おなら」と「大便」

くさい、と悪玉菌が多い。

 

いろいろな話の中で、興味を引いたというか、

やっぱりね、と思ったのが次の二つ。

☆食品添加物の中の「保存料」は、細菌の繁殖を

 抑えるのが目的。だから、腸内細菌も死んでしまう。

 オー、こわいですね。

 ついでに言うと、病院で処方される抗生物質でも、

 腸内細菌が死んでしまいます。

 風邪をひいたからと、安易に抗生物質は飲まない方が良いのです。

 

☆少しぐらいは、ばい菌を食べた方(触れた方)が、免疫力がつく。

 特に1歳未満に様々なばい菌に触れておくことが大切。

 だから、赤ちゃんは、いろいろなものをなめてばい菌を

 身体の中に入れた方がいい。

 あまり、無菌状態に置かれると、かえって抵抗力が弱くなる。

 食中毒の O157の問題があったとき、

 便を調べると、O157の菌を持っていても、発症しない人が

 何割かいる。(4割?6割?)

 かえって、神経質に手洗いとか消毒しすぎると、

 身を守ってくれている常在菌まで死んでしまう。

 

 うがい薬でうがいをしていた人の方が、

 かえって病原菌を増やしてしまうのだとか。

 へえ~~、そうなんですね。

 のどで、外敵をやっつけようとしていた

 身体の中の(のどの)細菌が、うがい薬で死んでしまい、

 外からのばい菌(ウイルス?)がかえって身体の中に

 入ってしまうのだそうです。

 

 良いことだ、と信じられていたことが、

 かえって逆効果だった、なんてことは、よくあることですね。

 

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