がん化を回避しiPS細胞作製

中日新聞　2011年5月27日　26面より引用

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大阪大発表
微小RNA使い簡便化

がん化の危険を招くウイルスを使わず、
マイクロ（微小）RNAという物質を使う
安全で簡便な方法でヒト人工多能性幹

細胞（iPS細胞）を作ることに大阪大チ
ームが成功した。（略）

チームの森正樹教授は「世界で最も安全
な手法だと思う。細胞にマイクロRNAを
振り掛けるだけで簡便。臨床応用しやす

く、創薬やヒトへの投与、臓器や組織再
生も視野に入ってくる」と話す。（略）

チームはiPS細胞や、同じくさまざまな
分化能力を持つ胚性幹細胞（ES細胞）で
多く検出される60数タイプを抽出した。

2年がかりで絞り込んだ「200C」「302」
「369」の三つを組み合わせ、脂肪細胞
に振り掛けるとiPS細胞ができた。短く

微小なマイクロRNAが脂肪細胞に取り込
まれ、働いたと考えられる。（略）

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▼従来の方法だとiPS細胞ががん化の懸
念があったのがマイクロRNAを振り掛け
ると2006年に山中教授が開発したiPS細

胞とほぼ同質の細胞ができるという。し
かも安全簡便であるという。医療研究の
進歩はすごいものがあります。

　　こめぞう

仕事の哲学 ドラッカー名言集 ダイヤモンド社

P.F.ドラッカー著　上田惇生編訳 P27より引用
ダイヤモンド社　ISBN4-478-33103-0

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何によって人に憶えられたいか

私が13歳のとき、宗教の先生が生徒
一人ひとりに「何によって人に憶え
られたいかね」と聞いた。誰も答え

られなかった。先生は笑いながらこ
う言った。「いま答えられるとは思
わない。でも、50歳になって答えら

れないと問題だよ。人生を無駄に過
ごしたことになるからね」。

　　　　　……「非営利組織の経営」

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▼なんだかハッとする言葉ですね。
自分のことを翻って見ても何によっ
て人に憶えてもらうか？甚だ疑問で

す。カーネルおじさんは65歳を過ぎ
てから車に調理器具を積んでフライ
ドチキンを行く先々で広めたとか。

そういう話を聞くとまだまだ頑張ら
ねばという気になってきます。自分
の最も得意とすることを続けていけ

ばいいわけで、私も何か探してみよ
う。

　　　こめぞう